OSMODE (システム変数)

定常オブジェクト スナップを設定します。

タイプ:整数型
保存先:レジストリ
初期値:4133

設定は、次の値の和がビットコードとして格納されます。

0

NON[解除]

1

END[端点]

2

MID[中点]

4

CEN[中心]

8

NOD[点]

16

QUA[四半円点]

32

INT[交点]

64

INS[挿入基点]

128

PER[垂線]

256

TAN[接線]

512

NEA[近接点]

1024

すべてのオブジェクト スナップが解除されます。

2048

APP[仮想交点]

4096

EXT[延長]

8192

PAR[平行]

オブジェクト スナップを複数個指定する場合は、これらの値の和を入力します。たとえば、3 と入力すると、[端点](ビットコード 1)と[中点](ビットコード 2)オブジェクト スナップを指定したことになります。16383 と入力すると、すべてのオブジェクト スナップを指定したことになります。

AutoCAD では、オブジェクト スナップをステータス バーの[オブジェクト スナップ]ボタンを使用してオフにすると、OSMODE の標準値に加えて、ビットコード 16384 (0x4000)が返されます。開発者はこの加算値を使用して、このモードを[作図補助設定]ダイアログ ボックスでオフにされたオブジェクト スナップ モードと区別することができます。このビットを設定すると、定常オブジェクト スナップがオフになります。OSMODE を、このビットをオフにした値に設定すると、定常オブジェクト スナップがオンになります。