概要 - スポットライト

スポットライト配光は、懐中電灯、映画館のフォロー スポットライト、ヘッドライトのような集束する光線を放射します。スポットライトは、指向性のある円錐状の光を放射します。光の方向と円錐のサイズをコントロールできます。 点光源と同様、スポットライトは、その強度を距離に応じて減衰させるように手動で設定できます。ただし、スポットライトの強度は、スポットライトの目標ベクトルに対する角度に基づいて常に減衰させることもできます。この減衰は、スポットライトのホットスポットの角度とフォールオフの角度でコントロールします。スポットライトは、モデルの特定のフィーチャや、特定の領域を強調する場合に便利です。

フォトメトリック照明ワークフローでのスポットライト

フォトメトリック照明ワークフローでは、ホットスポットの強度は 50% まで低下します。標準照明のホットスポットは、100% です。フォールオフの角度の位置で、スポットライトの強度はゼロまで低下します。フォトメトリック照明を有効にするために、LIGHTINGUNITS を 1(米国規格の照明単位)または 2(国際規格の照明単位)に設定すると、スポットライトで追加のプロパティを使用できるようになります。

注:

図面の照明単位がフォトメトリックの場合、減衰の種類プロパティは使用できません。フォトメトリック光源の減衰には、常に逆二乗方式が使用されます(距離の 2 乗に反比例します)。レンダリング イメージではホットスポットとフォールオフによる減衰は、計算の基準が異なるため、標準照明とは異なります。

次の図は、フォトメトリック スポットライトと、光源の[プロパティ]パレットのフォトメトリック プロパティの例を示しています。