モデル ドキュメントの図面ビューを作成すると、ジオメトリによって何が表されているかによって、事前に設定されていた画層にビュー ジオメトリが描画されます。
たとえば、パーツの正面にある溝は、正面図では名前が「visible」の画層に描画されます。同じ溝が背面図では名前が「hidden」の画層上に描画されます。これは、非表示のエッジを表すためです。
ジオメトリによって表される図形 |
描画される画層 |
モデルのソース |
|
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Inventor |
モデル空間 |
||
詳細図の境界 | MD_Annotation | はい | はい |
詳細ビューのラベル(マルチテキスト) | MD_Annotation | はい | はい |
干渉エッジ(非表示) | MD_Hidden Narrow | はい | はい |
干渉エッジ(表示) | MD_Visible Narrow | はい | はい |
プレゼンテーション ビュー基準線 | MD_Tweak Trail | はい | いいえ |
参照パーツ エッジ | MD_Reference | はい | いいえ |
断面線 | MD_Annotation | はい | はい |
横断ビュー ラベル(マルチテキスト) | MD_Annotation | はい | はい |
断面ビューのハッチング(ハッチング) | MD_Annotation | はい | はい |
シート メタルの曲げ中心線(上) | MD_Centerline | はい | いいえ |
シート メタルの曲げ中心線(下) | MD_Centerline | はい | いいえ |
シート メタルの曲げの範囲 | MD_Bend Extent | はい | いいえ |
シート メタルのロール中心線 | MD_Centerline | はい | いいえ |
簡素化リプレゼンテーション(非表示) | MD_Hidden Narrow | はい | いいえ |
簡素化リプレゼンテーション(表示) | MD_Visible Narrow | はい | いいえ |
接線エッジ(非表示) | MD_Hidden Narrow | はい | はい |
接線エッジ(表示) | MD_Visible Narrow | はい | はい |
ねじ山の両端(表示) | MD_Visible | はい | いいえ |
ねじ山の両端(非表示) | MD_Hidden | はい | いいえ |
ねじ山線(表示) | MD_Visible Narrow | はい | いいえ |
ねじ山線(非表示) | MD_Hidden Narrow | はい | いいえ |
ビュー エッジ(非表示) | MD_Hidden | はい | はい |
ビュー エッジ(表示) | MD_Visible | はい | はい |
画層は、図面ビューが作成されるときに必要に応じて作成されます。さらに、ビュー内のジオメトリをサポートするために必要な画層のみが作成されます。たとえば、モデル空間のソリッドのビューで、[非表示]オプションが可視線に設定されている場合、[MD_可視]画層のみが作成されます。同じビューで、接線エッジを表示するようにエッジ表示を変更すると、[MD_狭い可視]画層が作成されます。
いったん画層が作成されると、その画層が必要でなくなっても自動的には削除されません。参照されていない画層は、明示的に削除または名前削除する必要があります。
既定の線種パターンと線の太さは、ISO 128-20:1996 に基づいています。ただし、[画層プロパティ管理]を使用して、これらのパラメータを変更できます。
会社の規約により、特定の画層名を順守する必要がある場合は、画層が作成された後に名前を変更できます。名前の変更後に作成するビューでは、名前変更された画層が使用されます。