プラグインの自動ローダー メカニズムを使用すると、パッケージ形式を使用してカスタム アプリケーションを簡単に展開できます。
パッケージ形式は、名前に拡張子 .bundle を含む共通フォルダ構造であり、多様なコンポーネントのプラグインを定義する XML ファイルを持ちます。プラグインのパラメータはパッケージの XML ファイルに定義されているため、BUNDLE[バンドル]としてカスタム アプリケーションを展開することで、複数のオペレーティング システムと製品リリースを対象にしやすくなります。BUNDLE[バンドル]は、プラグインの展開時に複雑なインストーラ スクリプトを作成する代わりに使用できます。
各パッケージに定義されているプラグインを AutoCAD ベースの製品にロードするには、ローカル ドライブのいずれかの ApplicationPlugins または ApplicationAddins フォルダに配置します。
AutoCAD ベースの製品の起動時に、両方の ApplicationPlugins または ApplicationAddins フォルダでもプラグイン アプリケーションがチェックされます。検出されたパッケージは、各パッケージの XML ファイルのメタデータに基づいて自動的に登録およびロードされます。
パッケージを配置するには、MSI などのインストーラを使用するか、ファイルおよびフォルダ構造を ApplicationPlugins または ApplicationAddins フォルダに手動でコピーします。Windows では、Autodesk Exchange app のダウンロードの場合、パッケージの配置には MSI インストーラが使用されます。
既定では、プラグインは自動的に AutoCAD ベースの製品に登録されます。現在のセッション中に新しいプラグインがインストールされたときも、自動的に登録されます。プラグインのロード動作は、システム変数 APPAUTOLOAD を使用してコントロールします。APPAUTOLOADを 0 に設定しても、APPAUTOLOADER[アプリケーションの自動ロード]コマンドを使用しない限り、プラグインはロードされません。
パッケージをアンインストールするには、ApplicationPlugins または ApplicationAddins フォルダから拡張子が .bundle の適切なフォルダを削除します。この操作には、元のインストーラと共にアンインストール オプションを提供するか、.bundle フォルダを手動で削除します。