AutoCAD
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図面は、データベース オブジェクトに対する構造化された大量のコンテナから成ります。データベース オブジェクトはそれぞれ、次に示すものを持ちます。
- ハンドル。この値は、図面または DXF ファイル内で互いに重複せず、図面が存在する限り変わりません。この形式は、AutoCAD GX-III から存在しましたが、AutoCAD Release 13J 以降、ハンドルは常に有効になりました。
- 拡張データ テーブル(省略可能)。図形が持つようになったのは AutoCAD GX-5 からです。
- 不変リアクタ テーブル(省略可能)。
- 拡張ディクショナリへのオーナーシップ ポインタ(省略可能)。アプリケーションによってその中に配置されるサブオブジェクトを順に所有します。
シンボル テーブルとシンボル テーブル レコードはデータベース オブジェクトです。したがって、ハンドルを持ちます。DXF レコード内で拡張データおよび不変リアクタを持つこともできます。