回路ビルダは、スプレッドシート、一連の回路テンプレート図面、電気規格データベース ファイルによって制御されます。スプレッドシート、回路テンプレート図面、および電気規格データベース ファイルを変更して、回路ビルダをカスタマイズできます。
スプレッドシートは、使用可能な回路、回路のタイプ、回路内の各オプションの既定の設定を定義します。回路ビルダ スプレッドシートの既定の名前は、ace_circuit_builder.xls です。スプレッドシートの既定の場所は、C:¥Users¥Public¥Documents¥Autodesk¥AcadE {バージョン}¥{言語コード}¥Support¥ です。
ace_circuit_builder.xls スプレッドシートは、AutoCAD Electrical または AutoCAD の任意の標準サポート パスに移動できます。
回路ビルダ スプレッドシート名は、wd.env ファイルの環境変数 WD_CIRCBUILDER_FNAM を設定することによってオーバーライドできます。
選択した回路のテンプレートは、各コンポーネントと配線の配置を定義します。回路テンプレート図面では、次の命名規則を使用します。
回路テンプレート図面の既定の場所は、回路図ライブラリ フォルダ(C:¥Users¥Public¥Documents¥Autodesk¥AcadE {バージョン}¥Libs¥{ライブラリ}¥)です。
単結回路テンプレートには「1-」が付いており、既定の場所は、回路図ライブラリ フォルダの配下の「1-」フォルダ(C:¥Users¥Public¥Documents¥Autodesk¥AcadE {バージョン}¥Libs¥{ライブラリ}¥“1-)です。
回路ビルダは、電気規格データベースを使用して既定値を定義し、技術的な計算を定義し、回路に注釈を付け、配線タイプの分析を行います。電気規格データベースの ace_electrical_standards.mdb は、カタログ フォルダに存在します。既定の場所は、C:¥Users¥{ユーザ名}¥Documents¥Acade {バージョン}¥AeData¥{言語コード}¥Catalogs¥ です。