使用する Microsoft Visual Studio のエディション(.NET)

Microsoft Visual Studio には、使用できる複数のバージョンとエディションがあります。.NET API for AutoCAD 2015 を使用するには、次を使用する必要があります。

• Microsoft Visual Studio 2012
• Microsoft .NET Framework 4.5

AutoCAD 2012 または AutoCAD 2012 ベースのプログラムから AutoCAD 2014 または AutoCAD 2014 ベースのプログラムを対象にしている場合、次を使用する必要があります。

• Microsoft Visual Studio 2010 または Microsoft Visual Studio 2012
• Microsoft .NET Framework 4.0

AutoCAD 2010 または AutoCAD 2010 ベースのプログラムあるいは AutoCAD 2011 または AutoCAD 2011 ベースのプログラムを対象にしている場合、次を使用する必要があります。

• Microsoft Visual Studio 2008 (Service Pack 1 インストール済み)
• Microsoft .NET Framework 3.5 (Service Pack 1 インストール済み)

AutoCAD 2007 または AutoCAD 2007 ベースのプログラム～ AutoCAD 2009 または AutoCAD 2009 ベースのプログラムを対象にしている場合、次を使用する必要があります。

• Microsoft Visual Studio 2005
• Microsoft .NET Framework 2.0 以降

Microsoft Visual Studio には、無料と有料の複数のエディションがあります。無料の製品は Microsoft Visual Studio Express に組み込まれていますが、有料の製品は組み込まれている開発ツールによって名前と価格が異なります。Microsoft Visual Studio Professional は Microsoft Visual Studio Express 製品よりもデバッグ機能が優れており、追加の機能も多数あります。開発者が最も一般的に使用している Microsoft Visual Studio のエディションは、Microsoft Visual Studio Professional です。

注: Microsoft Visual Studio Express と AutoCAD .NET API を併用することもできますが、このガイドでは Microsoft Visual Studio Professional や Microsoft Visual Studio Ultimate などのバージョンのいずれかを使用している前提で説明します。

Microsoft Visual Studio を使用する利点は主に次の 4 つです。

• 習熟に必要な期間が適度で、堅牢かつアクセスしやすい開発環境。
• VB.NET と VBA は構文が似ているため、VBA の知識がある既存のユーザに最適な環境。
• 直感的で豊富なダイアログ ボックス作成ツール。
• プロジェクトはスタンドアロンの実行可能ファイルまたは実行時にロードできる DLL アセンブリとしてビルド可能。

Microsoft Visual Studio の各エディションの詳細については、http://www.microsoft.com/vstudio および http://www.microsoft.com/express を参照してください。