ソリューションとプロジェクトを作成し、名前空間とクラスを定義し、1 つまたは複数のコマンドまたは AutoLISP® 関数の構造体を実装したら、NETLOAD コマンドを使用して .NET アセンブリをロードできます。
デバッグ環境を使用する
.NET アセンブリをロードする前に、作成したプロシージャと関数に定義されているロジックのテストに Microsoft Visual Studio のデバッグ環境を使用するかどうかを決める必要があります。デバッグ環境を使用すると、リアルタイムで .NET アセンブリのコードを実行するときに、ステップ実行できます。コードを実行しながら変数の値を確認し、プログラムのどのロジック パスが実行されているかを見ることができます。
デバッグ環境の使用の詳細については、開発環境に付属するマニュアルを参照してください。
操作方法
デバッグ モードで .NET アセンブリをロードするには
注: デバッグ機能は、Microsoft Visual Studio Express では使用できません。
- Microsoft Visual Studio のソリューション エクスプローラで、ロードするプロシージャを右クリックします。[プロパティ]をクリックします。
- [<プロジェクト名>のプロパティ]タブで[デバッグ]タブをクリックします。
- [デバッグ]タブの[開始動作]の[外部プログラムを起動する]をクリックし、テキスト ボックスの右にある省略記号ボタンをクリックします。
- [ファイルの選択]ダイアログ ボックスで C:¥Program Files¥Autodesk¥<リリース> を参照し、acad.exe を選択します。[開く]をクリックします。
- ソリューション エクスプローラでプロジェクトを選択した状態で、[デバッグ]メニュー [デバッグ開始]をクリックします。
- AutoCAD のコマンド プロンプトで netload と入力します。
- [.NET アセンブリを選択]ダイアログ ボックスで、アセンブリ ファイルのデバッグ バージョンを参照します。[開く]をクリックします。
ヒント: 作成されたアセンブリ ファイルの場所は、Microsoft Visual Studio の出力ウィンドウに表示されます。
既定では、デバッグ バージョンは ¥bin¥debug フォルダにあり、リリース バージョンは ¥bin¥release フォルダにあります。
- コマンド プロンプトに、コマンドまたは AutoLISP 関数の名前と必要なパラメータを入力します。
NETLOAD で .NET アセンブリをロードするには
- Microsoft Visual Studio でソリューションまたはプロジェクトを開き、[ビルド]メニュー [ソリューションのビルド]または[<プロジェクト名> のビルド]をクリックします。
- AutoCAD のコマンド プロンプトで netload と入力します。
- [.NET アセンブリを選択]ダイアログボックスで、作成したアセンブリ ファイルを参照します。[開く]をクリックします。
ヒント: 作成されたアセンブリ ファイルの場所は、Microsoft Visual Studio の出力ウィンドウに表示されます。
既定では、デバッグ バージョンは ¥bin¥debug フォルダにあり、リリース バージョンは ¥bin¥release フォルダにあります。
- コマンド プロンプトに、コマンドまたは AutoLISP 関数の名前と必要なパラメータを入力します。