LayerStateManager オブジェクトは、保存している画層状態を作成または操作するための関数のセットを提供します。画層状態を操作するには、次の LayerStateManager 関数を使用します。
保存している画層状態を削除します。
指定の保存された画層状態を LAS ファイルに書き出します。
指定した LAS ファイルから画層状態を読み込みます。
別のデータベースから画層状態を読み込みます。
保存している画層状態の名前を変更します。
指定した画層状態を現在の図面に復元します。
指定した画層状態とそのプロパティを保存します。
データベースの LayerStateManager オブジェクトは、Database オブジェクトの LayerManagerState プロパティを使用してアクセスできます。
Dim acDoc As Document = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument Dim acCurDb As Database = acDoc.Database Dim acLyrStMan As LayerStateManager acLyrStMan = acCurDb.LayerStateManager
Document acDoc = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument; Database acCurDb = acDoc.Database; LayerStateManager acLyrStMan; acLyrStMan = acCurDb.LayerStateManager;
LayerStateManager オブジェクトを取得した後、このオブジェクトのメソッドにアクセスするには、このオブジェクトをデータベースに関連付ける必要があります。データベースに LayerStateManager を関連付けるには、SetDatabase メソッドを使用します。
Dim oLSM As AcadLayerStateManager Set oLSM = ThisDrawing.Application. _ GetInterfaceObject("AutoCAD.AcadLayerStateManager.20") oLSM.SetDatabase ThisDrawing.Database