複数の方法を使用して、プロジェクト チームのメンバー間でファイルを共有し、クライアントにファイルを送信し、ファイルをアーカイブすることができます。
Autodesk Vault には、Vault 間でプロジェクトを移動するための便利なメカニズムが用意されています。プロジェクトを[プロスペクター]タブで選択し、単一の ZIP アーカイブに書き出すことができます。必要に応じてこのアーカイブを転送し、別の Vault に読み込むことができます。[プロスペクター]タブの[プロジェクト]ノードで読み込み操作にアクセスします。Vault プロジェクトのインポートのほか、読み込み操作によってデータ ショートカット オブジェクトをインポートし、すべてのショートカットを Vault 参照に変換することができます。
データ ショートカットを含む複数の図面があり、それらを Vault プロジェクトに追加する場合は、通常の Vault 操作で追加することができます。分断された参照は検出され、関連するすべての図面の追加後にそれらの参照が解決されます。
この標準 AutoCAD 機能を使用すると、AutoCAD Civil 3D 図面と参照されるオブジェクトをクライアントまたはリモート チーム メンバーに送信できます。また、e-トランスミットはあるプロジェクトの図面を別のプロジェクトに転送するのに役立ちます。データ参照のサポートに必要なすべての図面は、自動的にパッケージに追加されます。受信側のコンピュータには AutoCAD Civil 3D Object Enabler または AutoCAD Civil 3D のフルバージョンがインストールされている必要があります。
e-トランスミットは、完成した図面の提出またはマークアップによる技術レビューに最適です。また、メイン図面に対する編集内容をキャプチャし、主要なバージョンを更新することもできます。ただし、参照図面に対する編集内容に関しては確実性が低くなります。