アプリケーション オブジェクトとドキュメント オブジェクトにアクセスする

AutoCAD Civil 3D .NET 階層のルート オブジェクトは、CivilApplication です。現在アクティブなドキュメントへの参照、および実行中の製品についての情報が含まれます。

注:

COM API とは異なり、CivilApplication は AutoCAD オブジェクト Autodesk.AutoCAD.ApplicationServices.Application から継承しません。したがって、アプリケーション レベルのメソッドやプロパティ(開いているすべてのドキュメントのコレクションやメイン ウィンドウに関する情報など)にアクセスする必要がある場合、AutoCAD Application オブジェクトを介してアクセスする必要があります。このクラスの情報は、ObjectARX SDK の「ObjectARX Managed Class Reference」を参照してください。

アクティブな CivilDocument オブジェクトには、AutodeskCivil.ApplicationServices ネームスペースを読み込み、CivilApplication.ActiveDocument プロパティを取得することでアクセスできます。

次の例は、CivilApplication と CivilDocument オブジェクトへのアクセス プロセスを示しています。

using Autodesk.Civil.ApplicationServices;
namespace CivilSample {
    class CivilExample {
        CivilDocument doc = CivilApplication.ActiveDocument;
    }
}