横断勾配摺り付け動作とサブアセンブリ

道路が標準クラウン条件、あるいは横断勾配摺り付けの場合、コンポーネント動作の違いについて検討することが必要です。側溝および中央分離帯のサブアセンブリも、通常の横断勾配摺り付けされた横断でさまざまな動作を表現できるように設計できます。

コリドー線形の横断勾配摺り付けプロパティは、道路上のすべての測点で車線と路肩の勾配を定義します。ただし、これらの勾配の適用は、サブアセンブリがレイアウト モードやサブアセンブリの内部論理でどのように操作されるかによって変わります。企業や団体などによって手法も異なります。サブアセンブリのコードでは、どんな状況下でも適応が可能になります。

最も重要なことは、横断勾配摺り付けのピボット ポイントの場所、そのポイントと設計縦断勾配線(PGL)との関係を認識することです。ピボット ポイントと PGL には、一般的に次のような組み合わせがあります。

どのような状況であろうと、サブアセンブリは正しく動作するように設計する必要があります。

道路コンポーネントは、横断勾配摺り付け横断の中で特殊な動作をする場合があります。横断勾配摺り付け横断の特殊な動作の例を次に説明します。

注:

カスタム サブアセンブリを書く際は、AutoCAD の呼び出しを行い AutoCAD Civil 3D のサブアセンブリ操作をランタイム中に中断させてしまうようなコードを書かないようにしてください。たとえば、選択セットをビルドすることは避けます。

回転軸のピボット ポイントの計算に関する注記

このセクションでは、横断勾配摺り付けを使用し、回転軸の計算をサポートするサブアセンブリの作成時に呼び出す必要のあるメソッドについて説明します。