ユーザ定義のパラメータとハードコード化されたパラメータ

ジオメトリックな寸法、動作および方法のどれをサブアセンブリにハードコード化し、どれをユーザ定義の入力パラメータで制御するかを決定します。

1 つの方法は、大多数の項目をユーザ入力によって制御できるように指定することです。この場合、サブアセンブリの使用に時間がかかったり、複雑になることもあります。もう 1 つの方法は、異なる状況には対応できないように設定することです。多くの場合、幅、深さ、勾配などは固定せず可変にする必要があります。入力できる項目をなるべく多くしながら、一般的な設計に利用される既定値を設定しておくと良いでしょう。

ハードコード化された寸法を使用する場所の好例として、バリアや街渠のシェイプのような構造のコンポーネントがあります。同じ基本シェイプが 5 つの異なる寸法でよく使用されるような場合は、寸法が固定された 5 つのサブアセンブリを個別に用意する方が、1 つのサブアセンブリを用意してユーザに寸法を定義させるよりもよい場合があります。つまり、ユーザにとっては、事前にハードコード化された寸法を持つ縁石 A-E を個別のサブアセンブリとして選択した方が便利なこともあります。共通寸法が適用できない状況では、可変寸法を含む汎用のサブアセンブリを利用することを考慮します。