このサブアセンブリは左折専用車線を設置する際に使用される先細の中央分離帯の端を定義する線形の外側に、勾配一定の 1 つまたは複数の走行車線を挿入します。
中央分離帯の端を定義する線形は、存在しない場合(ケース 1)、道路の中心線の外側にある場合(ケース 2)、または中心線の内側にある場合(ケース 3)があります。このサブアセンブリを使用するには、中央分離帯の左右の端を定義する線形を分離しておく必要があります。このため、個々の中央分離帯に対して、個別のコリドー モデル リージョンを定義する必要がある場合があります。
アタッチメント
アタッチメント ポイントは、中央分離帯がない場合は走行車線の内側の端にあります。アタッチメント ポイントは、通常、アセンブリの基線になりますが、アセンブリ上のいずれかのマーカー ポイントをアタッチメント ポイントとすることもできます。
入力パラメータ
注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。
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パラメータ |
説明 |
タイプ |
既定値 |
|---|---|---|---|
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作成方向 |
サブアセンブリを配置する側を指定します。 |
左側/右側 |
右側 |
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車線の幅 |
中央分離帯がない状態での車線の幅(アタッチメント ポイントから走行車線の外側の端までの距離) |
数値 |
3.6 m 12.0 ft |
| 横断勾配摺り付けの使用 |
横断勾配摺り付け勾配を使用するように指定します。 |
選択リスト | いいえ |
| 勾配方向 |
シェイプ勾配がクラウンから離れるか、クラウンに近づくかを指定します。 |
選択リスト | クラウンから離れる |
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既定の勾配 |
横断勾配摺り付けを使用しない場合の、車線の既定の勾配を指定します。 |
数値、正 |
- 2.0% |
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内側調整 |
[中央分離帯の端]線形が、実際の走行車線の端からの固定オフセット(例、縁石の背面)にある場合に使用します。計算された[車線の幅]を調整して、オフセットの幅を補正します(図を参照)。 |
数値、正 |
0.0 |
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外側調整 |
[外側車線幅]線形が、実際の走行車線の端からの固定オフセット(例、縁石の背面)にある場合に使用します。計算された[車線の幅]を調整して、オフセットの幅を補正します(図を参照)。 |
数値、正 |
0.0 |
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表層 1 の深さ |
表層および表層 1 間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.025 m 0.083 ft |
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表層 2 の深さ |
表層 1 と表層 2 との間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.025 m 0.083 ft |
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基層の深さ |
表層 1 と基層との間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.100 m 0.333 ft |
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路盤の深さ |
アタッチメント ポイントにおける路盤層の深さ (省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.300 m 1.0 ft |
ターゲット パラメータ
このセクションでは、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D のユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。
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パラメータ |
説明 |
ステータス |
|---|---|---|
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中央分離帯の端 |
車線の開始オフセットを移動して、中央分離帯の端の線形から続ける場合に使用します。指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 |
オプション |
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車線の幅 |
車線の終了オフセットを移動して、車線の端の線形から続ける場合に使用します。幅を指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 |
オプション |
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外側標高 |
標準車線勾配を変更し、走行車線の外側の端と縦断の標高を繋ぐ場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 |
オプション |
出力パラメータ
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パラメータ |
説明 |
タイプ |
|---|---|---|
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車線の幅 |
車線の幅 |
数値 |
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車線 % 勾配 |
車線の % 勾配 |
数値 |
動作
走行車線の外側の端: 走行車線の外側の端までの幅は、固定数値で定義するか、線形を使用して幅を変更することもできます。[外側標高]縦断が指定されていない場合は、車線の幅に指定された勾配を適用して標高が決定されます。縦断が指定されている場合、外側の端の標高と縦断が繋がるように、勾配が調整されます。
走行車線の内側の端の位置が、上記の図に示されている 3 つのケースに従って計算されます。[中央分離帯の端]線形が指定されていない、または指定された線形が測点で見つからない場合は、内側の端はアタッチメント ポイントに保持されます(ケース 1)。[中央分離帯の端]線形が指定されていて、かつ線形が車線のアタッチメント ポイントの外側にある場合は、内側の端がアタッチメント ポイントの外側に車線勾配で移動します(ケース 2)。[中央分離帯の端]線形が車線のアタッチメント ポイントの内側にある場合は、内側の端がアタッチメント ポイントの内側に車線勾配で移動します(ケース 3)。
内側および外側調整: 中央分離帯の端または車線の端に使用されている線形が、実際の走行車線からの固定オフセットにある場合、[内側調整]および[外側調整]パラメータを指定します。たとえば、中央分離帯の端に使用されている線形が、舗装の端ではなく、縁石の背面にある場合があります。この場合、[内側調整]パラメータを縁石の幅に設定する必要があります。
レイアウト モードの動作
レイアウト モードの場合、指定された幅および勾配の車線を構成するリンクを表示します。横断勾配摺り付け勾配(LI または LO)が指定されている場合は、-2% 勾配のリンクが表示されます。
ポイント、リンク、およびシェイプ コード
次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。
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ポイント、リンク、またはシェイプ |
コード |
説明 |
|---|---|---|
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P1、P2 |
ETW |
表層上における車線の端 |
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P3、P4 |
ETW_Pave1 |
表層 1 上における車線の端 |
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P5、P6 |
ETW_Pave2 |
表層 2 上における車線の端 |
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P7、P8 |
ETW_Base |
基層上における車線の端 |
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P9、P10 |
ETW _Sub |
路盤層上における車線の端 |
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L1 |
Top、Pave |
表層サーフェス |
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L2 |
Pave1 |
表層 1 サーフェス |
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L3 |
Pave2 |
表層 2 サーフェス |
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L4 |
Base |
基層サーフェス |
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L5 |
SubBase、Datum |
路盤サーフェス |
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S1 |
Pave1 |
表層と表層 1 との間の領域 |
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S2 |
Pave2 |
表層 1 と表層 2 との間の領域 |
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S3 |
Base |
表層 2 と基層との間の領域 |
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S4 |
Subbase |
基層と路盤との間の領域 |
コード図
