このサブアセンブリは、路盤層を法面展開ポイントまで延長した舗装路肩を挿入します。
アタッチメント ポイントは、舗装路肩の内端にあります。通常、この点は走行車線の外側の端にあります。
注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。
パラメータ |
説明 |
タイプ |
既定値 |
---|---|---|---|
法面展開の標高 |
数値 |
- 2.452 |
|
法面展開オフセット |
数値 |
15.889 | |
法面展開勾配 |
法面展開リンクの固定勾配の値で、[勾配を保持]オプションを選んだ場合に使用されます。 |
数値、正 |
4 ( : 1) |
作成方向 |
サブアセンブリをアタッチメント ポイントの右側と左側のどちらに挿入するか指定します。 |
左側/右側 |
右側 |
路肩の幅 |
アタッチメント ポイントから路肩ヒンジ ポイントまでの幅 |
数値 |
2.4 m 8.0 ft |
横断勾配摺り付けの使用 |
基線線形に対して定義された横断勾配摺り付けからの勾配を使用するように指定します。 |
オプションのリスト:
|
[いいえ(N)] |
[路肩勾配方向] |
路肩勾配がクラウンから離れるか、クラウンに近づくかを指定します。 |
オプションのリスト:
|
[クラウンから離れる] |
既定の路肩勾配 |
横断勾配摺り付けが指定されていない場合の路肩の既定の勾配 |
数値、勾配 |
-6.000% |
路盤法面展開のタイプ | 法面展開リンクについて、可変幅で固定勾配タイプにするか、可変勾配で固定幅タイプにするかを選択します。 | オプションのリスト: (a)[勾配を保持、幅を調整]、(b)[幅を保持、勾配を調整] | 勾配を保持、幅を調整 |
法面展開勾配/幅 |
法面展開リンクの固定勾配(x : 1)の値で[勾配を保持]オプションを選んだ場合、あるいは法面展開リンクの固定幅の値で[幅を保持]オプションを選んだ場合に使用されます。 |
数値、正 |
4 ( : 1) |
路盤 - 横断勾配摺り付けの使用 |
路盤勾配に横断勾配摺り付けを使用するか指定します。 |
選択リスト: a.)[外側路肩勾配]、b.)[内側路肩勾配]、c.)[いいえ] |
外側路肩勾配 |
既定の路盤勾配 |
横断勾配摺り付けが指定されていない場合の路盤の既定の勾配 |
数値、勾配 |
-6.000% |
表層 1 の延長 |
路肩ヒンジ ポイントを基準とする表層 1 の延長幅。表層 1 の底面は、路肩法面を超えて延長することはできません。 |
数値、正 |
0.0 |
表層 2 の延長 |
路肩ヒンジ ポイントを基準とする表層 2 の延長幅。表層 2 の延長幅は、表層 1 の延長幅以上に設定する必要があります。表層 2 は、路肩法面を超えて延長することはできません。 |
数値、正 |
0.0 |
基層の延長 |
路肩ヒンジ ポイントを基準とする基層の延長幅。基層の延長幅は、表層 2 の延長幅以上に設定する必要があります。基層は、路肩法面を超えて延長することはできません。 |
数値、正 |
0.0 |
表層 1 の深さ |
表層および表層 1 間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.025 m 0.083 ft |
表層 2 の深さ |
表層 1 と表層 2 との間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.025 m 0.083 ft |
基層の深さ |
表層 2 と基層との間の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.100 m 0.333 ft |
路盤の深さ |
アタッチメント ポイントでの路盤層の深さ(省略する場合はゼロ) |
数値、負の数字以外 |
0.300 m 1.000 ft |
このセクションでは、図面のサーフェス、線形、縦断オブジェクトなど、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D のユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。
パラメータ |
割り当てのタイプ |
ステータス |
---|---|---|
路肩の幅 |
[路肩の幅]の固定値を変更し、路肩の端とオフセット線形を繋ぐ場合に使用します。このオフセットを指定するターゲットとして、線形、ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 |
オプション |
パラメータ |
説明 |
タイプ |
---|---|---|
法面展開勾配 |
法面展開リンクの勾配 |
数値 |
法面展開オフセット |
路床法面展開ポイントのオフセット |
数値 |
法面展開の標高 |
路床法面展開ポイントの標高 |
数値 |
路肩の幅 |
舗装された路肩の幅 |
数値 |
路肩勾配 |
舗装された路肩の勾配 |
数値 |
指定した幅および % 勾配の路肩の表層が、アタッチメント ポイントから外側に挿入されます。また、路盤リンクが、アタッチメント ポイント オフセットの位置から、指定した路盤の深さで挿入されます。
路肩の法面展開は、固定勾配([法面展開の勾配を維持]が[はい])または固定幅([法面展開の勾配を維持]が[いいえ])のいずれかのオプションで挿入できます。固定勾配を使用すると、法面展開リンクが、路肩の外端から路盤リンクと交差するまで延長されます。固定幅を使用すると、路盤層が路肩の外端から法面展開の幅だけ延長され、法面展開リンクが路盤の端に接続します。
表層 1、表層 2、および基層サーフェスが、表層と平行に指定した深さで挿入されます。層の延長値がゼロ以外の場合、その層が路肩ヒンジ ポイントから指定幅だけ延長されます。ただし、層が法面展開勾配を超えて延長されると、その層は法面展開勾配と交差する部分で終了します。各層の幅は、すぐ上の層の幅以上に指定する必要があります。
レイアウト モードの場合、このサブアセンブリは標準クラウン道路の路肩で構成されるリンクを表示します。[路肩の % 勾配]および[路盤の % 勾配]で勾配値を指定している場合、リンクはその勾配値で表示されます。勾配値を指定していない場合は、既定の勾配の -6% が使用されます。
次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。
タイプ |
コード |
説明 |
---|---|---|
P2 |
EPS |
表層上の舗装路肩の端 |
P4 |
EPS Pave1 |
表層 1 上の舗装路肩の端 |
P13 |
EPS Pave2 |
表層 2 上の舗装路肩の端 |
P7 |
EPS Base |
基層上の舗装路肩の端 |
P11 |
Daylight Sub |
路盤法面展開ポイント |
L1、L2 |
Top、Pave |
舗装後の表層 |
L4 |
Pave1 |
|
L8 |
Pave2 |
|
L12 |
Base |
|
L15 |
Subbase Datum |
|
L14 |
Top、Gravel |
舗装前の表層 |
その他のリンク |
次の図を参照 |
舗装前の表層 |
S1 |
Pave1 |
|
S2 |
Pave2 |
|
S3 |
Base |
|
S4 |
Subbase |