このサブアセンブリは、同勾配で底面が平らなとトレンチを作成します。2 つのサーフェス タイプをサポートし、サーフェスに対して指定された勾配を使用します。裏込材を 3 層まで挿入できます。トレンチの幅は、ユーザが指定した幅とパイプの最小土被りによって決まります。
アタッチメント
アタッチメント ポイントは、トレンチ中央のターゲット サーフェス沿いにあります。
入力パラメータ
注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。
| パラメータ | 説明 | タイプ | 既定値 |
|---|---|---|---|
| 法面 | トレンチの法面の x : 1 勾配 | 数値、正 | 3 : 1 |
| 床付けの深さ | 床付け層の深さ | 数値、正 | 0.0 |
| 裏込めの最小土被り | 最も高いパイプを超える裏込めの最小土被り。パイプはパイプの上部の外径から計測されます。 | 数値、正 | 0.0 |
| 裏込めの最小深さ | 最も低いパイプを下回る裏込めの最小深さ。パイプはパイプの下部の外径から計測されます。 | 数値、正 | 0.0 |
| 幅 | トレンチの底部の幅 | 数値、正 |
2.0 m 6.0 ft |
| パイプ ネットワーク 1 のオフセット | パイプの外側エッジからトレンチの法面へのオフセット | 数値、正 | 0.0 |
| パイプ ネットワーク 2 のオフセット | パイプの外側エッジからトレンチの法面へのオフセット | 数値、正 | 0.0 |
| 法面の岩盤 | トレンチの岩盤法面の X : 1 勾配 | 数値、正 | 1 : 1 |
ターゲット パラメータ
このセクションでは、図面のサーフェス、線形、縦断オブジェクトなど、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D ユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。
| パラメータ | 説明 | ステータス |
|---|---|---|
| 既存サーフェス | 法面を接続する現況地盤サーフェス。これを指定する場合、ターゲットとして使用できるオブジェクト タイプはサーフェスです。 | 必須 |
| 岩盤サーフェス | 法面を接続する岩盤サーフェス。これを指定する場合、ターゲットとして使用できるオブジェクト タイプはサーフェスです。 | オプション |
| パイプ ネットワーク 1 | パイプ ネットワーク 1 を指定する場合に使用します。このパイプ ネットワークを指定する場合、ターゲットとして使用できるオブジェクト タイプはパイプ ネットワークです。 | 必須 |
| パイプ ネットワーク 2 | パイプ ネットワーク 2 を指定する場合に使用します。このパイプ ネットワークを指定する場合、ターゲットとして使用できるオブジェクト タイプはパイプ ネットワークです。 | オプション |
出力パラメータ
なし
動作
次のどちらのケースにおいても、指定されたパイプ ネットワーク内の 1 つまたは複数のパイプの位置に基づいて、トレンチの底部の深さとトレンチの幅を決定します。[裏込めの最小土被り]は、抽出した横断にある最も高いパイプの上部の外径によって決まります。[裏込めの最小深さ]は、抽出した横断にある最も低いパイプの下部の外径によって決まります。法面がどちらのサーフェス(岩盤または通常)の下にあっても、適切な勾配が使用されます。
ケース 1: パイプ ネットワークを 1 つ選択した場合
[パイプ ネットワーク 1]のみを選択した場合、制御基線の左右 3 フィート(1 メートル)の範囲を探査し、抽出測点におけるパイプの中心線を検索します。[パイプ ネットワーク 1 のオフセット]の値を両側に適用し、パイプの幅または最小幅のうち小さい方の値を決定します。オフセットの値は、図に示すように、パイプの外側の壁から適用されます。パイプの下部の外径に[裏込めの最小深さ]と[床付けの深さ]を加算して、トレンチの底部を決定します。
ケース 2: パイプ ネットワークを 2 つ選択した場合
パイプ ネットワークを 2 つ選択した場合、[パイプ ネットワーク 1]は基線の左側、 [パイプ ネットワーク 2]は線形の右側にあると想定されます。2 本のパイプの上部の外径のうち高い方の値に[裏込めの最小土被り]の値を加算して、[裏込めの最小深さ]の裏込材の深さを決定します。2 本のパイプの下部の外径のうち低い方の値に[裏込めの最小深さ]と[床付けの深さ]を加算して、トレンチの底部の深さを決定します。
レイアウト モードの動作
レイアウト モードの場合、今までの図と同様にトレンチが描画されます。
ポイント、リンクおよびシェイプ コード
次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。
| ポイント/リンク | コード | 説明 |
|---|---|---|
| P1、P2 | Trench_Bottom | |
| P3、P4 | Trench_Daylight | |
| P5、P6 | Trench_Bedding | |
| P7、P8 | Trench_Backfill | |
| L1 - L9 | Trench_Datum | |
| L5 | Trench_Bottom | |
| L1、L9 | Trench_Daylight | |
| L10 | Trench_Backfill | |
| L11 | Trench_Bedding | |
| S1 | Trench_Bedding | |
| S2 | Trench_Backfill | パイプの面積を減算したトレンチの裏込め |
コード図
