放物線横断勾配車線

このサブアセンブリは市街地の表層、舗装、路盤、および走行車線の両端を結ぶ放物線の車線の横断図を作成します。

放物線の車線は、連続する短い直線リンクでシミュレートされます。走行車線に対して、横断勾配摺り付けは適用されません。舗装構成は、AutoCAD Civil 3D ヘルプの「舗装横断の舗装構成」で説明されている規格に従います。

アタッチメント

アタッチメント ポイントは、表層サーフェス上における道路のクラウンにあります。このコンポーネントは、アタッチメント ポイントに対して対称です。

入力パラメータ

注: すべての寸法は、特に注記がない限り、メートルまたはフィート単位です。すべての勾配は、「%」記号によりパーセント勾配であることが示されていない限り、底辺 : 高さの比(例、4 : 1)です。

パラメータ	説明	タイプ	既定値
クラウンの高さ	ストリング ラインの中心から道路のクラウンまでの高さ	数値、正	0.10 m 0.3333 ft.
幅	走行車線の左端から走行車線の右端までの道路の幅	数値、正	7.2 m 24.0 ft
表層 1 の深さ	表層および表層 1 サーフェス間の深さ(省略する場合はゼロ)	数値、負の数字以外	0.025 m 0.083 ft
表層 2 の深さ	表層1と表層2サーフェス間の深さ(省略する場合はゼロ)	数値、負の数字以外	0.025 m 0.083 ft
基層の深さ	表層2と基層サーフェス間の深さ(省略する場合はゼロ)	数値、負の数字以外	0.100 m 0.333 ft
路盤の深さ	基層と路盤サーフェス間の深さ(省略する場合はゼロ)	数値、負の数字以外	0.300 m 1.0 ft
% 勾配	走行車線の左端から右端までのストリング ラインの % 勾配	数値	0 (%)
リンク増分	放物線シェイプをシミュレートする直線の数	数値、正、偶数	8

ターゲット パラメータ

このセクションでは、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細は、『AutoCAD Civil 3D ユーザ ガイド ヘルプ』の「」を参照してください。

ターゲット パラメータ: なし

出力パラメータ

なし

動作

アタッチメント ポイントから[クラウンの高さ]を引いて、ストリング ラインの中心を計算し、アタッチメント ポイントに対して対称に[幅]および[勾配]を適用して、走行車線の左右の端を計算します。ストリング ライン上で放物線の縦座標を等間隔に計算し、縦座標ポイントを結ぶ直線リンクを追加します。また、表層 1、表層 2、基層、および路盤サーフェスとして、平行なサーフェスがそれぞれ指定された深さまで挿入されます。

レイアウト モードの動作

レイアウト モードの場合、指定された入力パラメータから計算した車線リンクを表示します。

ポイント、リンク、およびシェイプ コード

次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。

ポイント、リンク、またはシェイプ	コード	説明
	ETW	表層上における車線の外側の端
	ETW_Pave1	基層サーフェス上における車線の外側の端
	ETW_Pave2	路盤上における車線の外側の端
	クラウン	表層上におけるクラウン ポイント
	Crown_Pave1	表層 1 上におけるクラウン ポイント
	Crown_Pave2	表層 2 上におけるクラウン ポイント
	Crown_Base	基層上におけるクラウン ポイント
	Crown_Sub	路盤上におけるクラウン ポイント
	Top Pave	表層
	Pave1	表層 1 サーフェス
	Pave2	表層 2 サーフェス
	Base	基層サーフェス
	SubBase Datum	路盤サーフェス
S1	Pave1	表層と表層 1 との間の領域
S2	Pave2	表層 1 と表層 2 との間の領域
S3	Base	表層 2 と基層との間の領域
S4	Subbase	基層と路盤との間の領域

コード図