スタイル、流路設定、その他のパラメータを定義するには、[オブジェクトから集水域を作成]ダイアログ ボックスを使用します。
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[集水域名]
- 集水域名を指定します。
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[説明]
- 必要に応じて集水域の説明を指定します。
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[集水域グループ]
- 集水域グループを指定します。リストからグループを選択し、[新規作成]をクリックして新しいグループを作成します。または、[図面から指定]をクリックして希望するグループの集水域を選択します。
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[参照パイプ ネットワーク]
- [参照パイプ ネットワーク構造]リストで選択しているパイプ ネットワーク構造を含むパイプ ネットワークの名前を表示します。
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[参照パイプ ネットワーク構造]
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集水域の参照として使用するために必要に応じてパイプ ネットワーク構造を指定します。関連付けられているパイプ ネットワーク構造は、集水域の作成には必要ではありませんが、後で Storm and Sanitary Analysis に書き出す場合に必要になります。
注: EditInSSA または ExportToStormSewerss コマンドを実行する前に、[集水域のプロパティ]を編集することによって、いつでも集水域にパイプ ネットワーク構造を割り当てることができます。
[集水域]タブ
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[集水域スタイル]
- 集水域のスタイルを指定します。既定のスタイルは、[集水域フィーチャ設定]で指定されます。
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[集水層]
- 集水域のレイヤを指定します。既定のレイヤは、[図面設定]ダイアログ ボックスの[オブジェクト レイヤ]タブで指定します。
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[集水域ラベル スタイル名]
- 集水域のラベル スタイルを指定します。
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[水流セグメント ラベル スタイル]
- 水流セグメントのラベル スタイルを指定します。
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[流出係数]
- 集水域の流出係数を指定します。指定できる値は 0.01 から 1.00 です。流出係数は有理式によって流出を計算するときに使用されます。この値は AutoCAD Civil 3D では使用されません。しかし、[Storm and Sanitary Analysis で編集]コマンドを使用するときに、集水域データの一部として書き出され、Storm and Sanitary Analysis で使用することができます。
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[既存の図形を削除]
- 集水と流路を定義するために使用されている既存のポリラインを削除します。
[流路]タブ
注: [オブジェクトから集水域を作成]コマンドの開始時に流路ポリラインを選択しない場合、集中時間は計算できず、TR-55 の値は 0 (ゼロ)になります。後で流路を作成する予定でない限り、計算方法として[ユーザ定義]を指定し、希望の値を入力します。
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[計算方法]
- 集中時間を計算するために使用する計算方法を指定します。使用可能な方法は、[TR-55]と[ユーザ定義]です。
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[ユーザ定義]
- ユーザ定義されている集中時間の値を指定します。このフィールドは[計算方法]リストから[ユーザ定義]を選択している場合にのみ使用できます。
注: [計算方法]が[ユーザ定義]に設定されている場合、流路は 1 つのセグメントのみを持つことができます。追加のセグメントを追加するために、[水流セグメントを作成]コマンドを使用することはできません。
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[流路を作成]
- 集水域の水文学最遠方ポイントと流出ポイント間の流路を作成します。[計算方法]として[TR-55]を選択している場合、このオプションは使用不可で、常に選択されます。
注: [サーフェスから流路を作成]、[オブジェクトから流路を作成]コマンドを使用して、追加の流路を定義することができます。[水流セグメントを編集]コマンドを使用して、流路セグメントを定義することもできます。
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[流路の勾配]
- 選択された流路の勾配が決定される方法を指定します。
- [オブジェクトから]: 流路の勾配のために選択されたポリラインの標高値を使用します。
- [サーフェスから]: 流路の勾配のために選択されたサーフェスの標高値を使用します。