式を検証するには

式を作成すると、InfraWorks 360 は検証を実行し、指定したプロパティが現在のデータ ソースに存在するかどうか、およびプロパティ値が有効かどうか、式の構文を確認します。式が有効である場合は、エラー メッセージは表示されません。

検証プロセスによって、多くのエラーを回避できますが、実際のデータに対するクエリーは実行しません。

式を検証するには:

  1. 式を作成し、[OK]をクリックします。
  2. 検証エラーを検出すると、式領域の下部にエラー メッセージが表示されます。
    注: 可能な場合、検証は推奨される解決策を提供します。
  3. 式を修正して[OK]をクリックします。式が有効である場合は、エラー メッセージは表示されません。

検証は、次の理由で失敗することがあります。

区切り文字が足りない、または無効

たとえば、関数によっては各引数をカンマで区切る必要があります。おそらくカンマが 1 つ不足しているか、またはカンマの代わりにセミコロンを入力していると考えられます。

演算子またはプロパティが足りない

これは、複数の条件を持つ式で一般的なエラーです。たとえば、式 PARCEL_VALUE > 100000 AND <200000 は無効です。 正しい構文は PARCEL_VALUE > 100000 AND PARCEL_VALUE < 200000 です。2 番目の例で、PARCEL_VALUE が 2 回現れるのに対し、最初の例では 1 回しか現れないことに注意してください。

文字またはプロパティの型が間違っている

この問題は、数値を必要とする演算子を使用しているのに、テキスト文字を挿入した場合に発生する可能性があります。16 進数の値が必要な関数の場合、数詞はエラーを引き起こす可能性があります。数値プロパティが必要な関数の場合、テキスト プロパティはエラーを引き起こす可能性があります。

必要な値が足りない、または「空」である

プロパティ値または引数の値を挿入できなかった可能性があります。

式に角カッコ、疑問符、丸カッコ文字がない

たとえば、左角カッコはあるが、対応する右角カッコがないなどです。これは、複雑な式では一般的な問題です。