変換関数リファレンス

[式の要素]メニュー [関数] [変換] をクリックして、使用可能な変換関数を表示します。これらのオプションでは、文字列をある書式から別の書式に変換します。これらの関数は、ラスター、WFS、および WMS のプロバイダを除く、すべてのデータ プロバイダに利用できます。

関数 TODATE と関数 TOSTRING は、日付書式オプションをサポートします。

オプション 定義 構文

TODATE

日付/時刻情報を表すテキスト文字列を日付に変換します。返される値は DateTime データ型です。

指定のテキスト プロパティは、指定の書式と一致する必要があります。一致しない場合、変換は行われません。

「日付書式オプション」を参照してください。

TODATE(Text_property,format)

TODATE(Purchase_Date,MM/DD/YYYY)

この例では、購入日付が、書式 MM/DD/YYYY の日付値に変換されます。購入日付の値は、「November 2, 2002」の場合、「11/02/2002」に変換されます。

TODOUBLE

数字またはテキスト文字列を倍精度浮動小数点数に変換します。

TODOUBLE(Text_property)

TODOUBLE(Building_Value)

この例では、Building_Value の値はテキスト文字列に変換されます。

TOFLOAT

数字またはテキスト文字列を、単精度浮動小数点数に変換します。

TOFLOAT(Text_property)

TOFLOAT(Building_Value)

この例では、Building_Value の値は文字列に変換されます。

TOINT32

数値式または文字列式を int32 に変換します。

TOINT32(Text_property)

 

TOINT64

数値式または文字列式を int64 に変換します。

TOINT64(Text_property)

 

TOSTRING

数値式または日付式を、指定したオプションの書式を使用して、文字列に変換します。

または

数値プロパティまたは[Boolean]プロパティをテキスト文字列に変換します(書式を割り当てることはできません)。

ToString を[Boolean]プロパティと一緒に使用すると、戻り値は True/False ではなく 1/0 になります。

書式オプションに関しては、「日付書式オプション」を参照してください。

TOSTRING(Date_property, format)

または

TOSTRING(Numeric_property)

TOSTRING(Building_Sale_Date,MM/DD/YYYY)

この例では、Building_Sale_Date は、値が「January 12, 2007」の場合、テキスト文字列「01/12/2007」に変換されます。