一般的なAutodesk ライセンス借用手順を使用して Maya のライセンスを借用することは、Maya のバッチ レンダー ノードなどの特殊なノードのライセンスを借用することとは異なります。
Maya ライセンスを借用するには(Windows)
これでサーバから Maya ライセンスが貸与されます。
ライセンス サーバに接続されている間にサブ機能を使用しておくと、接続されていない状態でも後でサブ機能を使用できます。
Maya ライセンスを借用するには(Mac OS X または Linux)
enddate はライセンスを返却する日付で、書式は dd-mmm-yyyy です。 time 引数は任意で、24 時間形式( hh:mm )で指定します。
たとえば、lmutil lmborrow adskflex 14-oct-2014 [14:00] であれば、2014 年 10 月 14 日午後 2 時までライセンスを借用できます。
これでサーバから Maya ライセンスが貸与されます。
ライセンス サーバに接続されている間にサブ機能を使用しておくと、接続されていない状態でも後でサブ機能を使用できます。
ライセンスの借用中止とライセンスの返却は別です。必要なすべてのライセンスをチェックしたが、ネットワーク サーバに接続している間にまだサブ機能を使用する予定がありライセンスを借用したくない場合は、ライセンスの借用を中止できます。
たとえば、Maya と Maya バッチ レンダラのライセンスを借用した後で、バッチ レンダラを使用する(すなわち、Maya バッチ レンダラのサブ機能のライセンスを自動的に使用する)ときにサーバからバッチ レンダラのライセンスを借用しないように、借用を中止することができます。この場合、借用を中止した後も、Maya とバッチ レンダーのライセンスは指定した返却日まで借用されたままですが、使用したバッチ レンダーのライセンスはサーバにあります。
Maya ライセンスの借用を中止するには(Windows)
Maya ライセンスの借用を中止するには(Mac OS X または Linux)
ライセンスを借用するときに設定した返却日になると、借用したネットワーク ライセンスはネットワーク ライセンス サーバに自動的に返却されます。借用ライセンスを返却するときにネットワーク ライセンス サーバに接続されている場合には、借用期限よりも早くライセンスを返却することも可能です。
ライセンスを返却すると、ライセンスをネットワークに返却して自分以外の誰かがそのライセンスを使用または借用できるようになります。借用ライセンスを返却すると、ネットワーク ライセンス サーバに接続しているときにライセンスを再び借用できるようになり、サーバ上のライセンスが有効になります。
ライセンス サーバから借用した Maya ライセンスを有する間に Maya バッチ レンダーの機能を使用する場合、サブ機能のライセンスが自動的に借用されます。以下の手順では、サブ機能のライセンスを適切に返却する方法も説明します。次の表に、サブ機能を使用するときに必要な機能コードを示します。
| 機能またはサブ機能 | 機能ライセンス コード |
|---|---|
|
Maya |
85694MAYA_2015_0F |
|
Maya バッチ レンダー |
85694MAYAMMR1_2015_0F |
ライセンスを期日前に返却するには(Windows)
たとえば、Maya バッチ レンダラを使用した場合、そのサブ機能のコード 85694MAYAMMR1_2015_0F が表示されます。
ライセンスを期日前に返却するには(Mac OS X または Linux)
ライセンスを借用しているコンピュータで以下を実行します。
このコマンドは、チェックしたすべてのサブ機能ライセンスの機能コードを返します。たとえば、Maya バッチ レンダラを使用した場合、その機能のコード 85694MAYAMMR1_2015_0F が表示されます。
<feature> には、ライセンスを返却する機能またはサブ機能のコードを指定します。