インストールと環境設定

SQL Server

サーバベースのプロジェクトをサポートするために Microsoft SQL Server 2008 R2 または 2012 (Express を含む)を使用します。

Vault プロジェクトでは、プロジェクト マスター データベースのホストに Microsoft SQL Server が必要です。

データ マネージャでの読み込みと書き出し

データ マネージャの読み込み機能および書き出し機能が動作するためには、お使いのシステムに Microsoft Excel Version 2003 以降がインストールされている必要があります。

また、アイソメ図面にライン構成テーブル(LDT)を挿入するには、Excel が必要です。

製品ヘルプ インストーラ

ヘルプ情報は、既定では Autodesk の Web サイトにアクセスします。ローカル ソースを使用する場合は、http://www.autodesk.com/plnt3d-helpdownload-2015-jpn からヘルプのインストーラをダウンロードすることができます。

P&ID シンボルをマイグレーションする

注: このセクションは、2010 (またはそれ以前)のプロジェクトからマイグレーションしたプロジェクトにのみ適用されます。

旧プロジェクト(2010 以前)からマイグレーションした場合、一部の P&ID シンボルが既定のものにリセットされます。

これは、場合によってはシンボルを既定のものにリセットしないとマイグレーションできないことがあるためです。旧バージョンで P&ID シンボルを修正していた場合、P&ID シンボルのカスタマイズは失われます。

プログラム フォルダ(たとえば、C:¥Program Files¥Autodesk¥AutoCAD 2015¥PLNT3D)に、既定にリセットするブロックおよびスタイルを指定した次のマイグレーション設定ファイルがあります。

これらのファイルには、マイグレーション時にリセットされるブロックの名前が記載されています。

スペックの変換

サードパーティのスペックを変換するには、Microsoft Access データベース エンジンが必要です。データベース エンジンは、Microsoft Office 2007 以降でインストールされます。

ご使用の環境に Microsoft Office 2007 以降がインストールされていない場合、データベース エンジンだけをMicrosoft Access Database Engine 2010 再頒布可能コンポーネントから入手することもできます。

注: スペック変換には、64 ビット エンジンが必要です。したがって、Microsoft Office 32 ビット版がインストールされている場合、スペック変換は機能しません。

カスタム設定のマイグレート

カスタマイズしたメニューを以前のバージョンからマイグレートするには、CUI (カスタマイズ ユーザ インタフェース)エディタの[転送]タブを使用します。AdMigrator.exe は使用しないでください。

初めて起動したときは、[カスタム設定をマイグレート]ダイアログ ボックスは使用できません。

カスタマイズ可能な機能

  • P&ID シンボル ライブラリ: PIP、ISO、DIN 2481、JIS、ISA 規格に準拠した P&ID シンボル ライブラリが含まれています。
  • スペック エディタ: 工業規格パーツ カタログを使用して、配管スペック ファイルを作成および修正します。
  • コンテンツ パック: 配管スペックとカタログを含みます。インストールする任意のコンテンツ パックを指定し、インストール先のフォルダ名を設定します。
  • Report Creator: AutoCAD Plant 3D および AutoCAD P&ID プロジェクト用のレポートを作成します。

これらの機能は、『AutoCAD インストレーション ガイド』に記載されている機能に追加されているものです。