走査線パスに最適な方向選択について

走査線操作は一般的に、緩斜面領域の高品質なツールパスを生成します。パーツに急斜面領域が含まれる場合、急斜面領域を横切って超えて加工するのではなく、これに沿って加工を行うと低品質な結果となります。走査線加工法では、[パス]タブの[まっすぐ加工]設定を提供しており、走査線パスに最適な方向を自動的に選択することにより急斜面領域に沿った加工を回避します。



[まっすぐ加工]設定

このオプションを選択すると、2 つの走査線操作が生成されます。一方は指定した[パス方向]に沿い、もう一方は垂直(90 度回転)に沿うものです。次に 2 つの方向は、指定された領域について傾斜した領域を超えて加工される方向だけが残るようにトリミングされます。



[まっすぐ加工] を使用した例