パーツを粗取りするには、[負荷制御]方法を使用して、余分な材料の大部分を除去します。
- リボンで、
[CAM]タブ
[3D ミル]パネル
[負荷制御]
をクリックします。
[工具]タブ
- [工具]タブで、
ボタンをクリックします。
- 作成した[Tutorial4]ライブラリから、工具[#10 - Ø20 R1 mm ブルノーズ]を選択します。
をクリックして、[工具ライブラリ]ダイアログを閉じます。
[図形]タブ
既定では、[負荷制御]方法では、ストックからモデルへすべての可能性のある材料を除去します。また、既定では、ストックはパーツよりもわずかに大きい長方形のボックスであり、モデルはパーツ内のソリッド ボディとして設定されます。ストックとモデルのどちらも、このチュートリアルの冒頭でセットアップに定義されています。
[図形]タブでは、既定のモデルと制限の設定、および工具方向をオーバーライドすることができます。この例では、セットアップで以前に定義された既定のストック、モデル、WCS の方向を使用でき、何も変更する必要はありません。
[高さ]タブ
既定の高さはパーツの深さ全体が加工されるように、図形に関連付けて設定されます。この操作では、パーツのフラット領域までのみ加工し、パーツの長方形のベースを省略します。
- [高さ]タブをクリックします。
- [ボトム高さ]ドロップダウン メニューから、[選択]を選択します。
- [ボトム基準]では、底面に沿っていずれかの頂点を選択します。
[パス]タブ
- [パス]タブをクリックします。
- [緩斜面領域を加工]チェック ボックスを有効にします。
- [最大緩斜面切削ピッチ]を 1 mm に変更します。
- [最大粗取り切込みピッチ]を 25 mm に変更します。
- [微小切込みピッチ]は 2.5 mm のままにします(このパラメータは、[最大粗取り切込みピッチ]設定に合わせて自動的に更新されます)。
- [フラット領域を検出]チェック ボックスを有効にします。
- [仕上げ代]グループで、[放射状仕上げ代]を 0.3 mm に設定します。
重要: [軸方向の残し代]の値が[放射状仕上げ代]の値を反映するように自動的に更新されたことを確認します。
計算を開始する
- [操作]ダイアログ ボックス下にある
をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK]を選択すると、自動的にツールパスの計算を開始します。
ツールパスが計算され、グラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。
注: ツールパスが生成されているときは、
[タスク マネージャ]ダイアログの
[非表示]ボタンを押して、作業を続けることができます。
[タスク マネージャ]を非表示にすると、ツールパスの計算がバックグラウンドで続行しますが、
CAM ブラウザで進行状況を直接確認することができます。ほとんどの方法で、ツールパスのプレビューを生成中に確認することができます。問題があるかどうかを早期に確認でき、タスクを中止してパラメータを変更できるため、便利です。ダイアログ ボックスを復元するには、
[CAM]タブ
[管理]パネル
[タスク マネージャ]
をクリックします。タスクを中止するには、
[タスク マネージャ]で
[中止] ボタンを押すか、または
CAM ブラウザで操作を右クリックしたときに
[生成を中止]を選択します。
[タスク マネージャ]の詳細については、ヘルプ トピック「
タスク マネージャについて」を参照してください。
「3D ポケットを使用して取残し粗取り加工をするには」に進んでください。