穴をタップするには(チュートリアル 1)

タップ操作は、[サイクル]タブから選択するサイクル タイプのみがドリル操作と異なります。この操作手順を簡略化するために、新しいツールパスを作成するのに、既存のドリル ツールパスをコピーして編集します。

  1. CAM ブラウザで、Drill1 ノードを右クリックします。(Drill ノードが Drill1 以外の数値で表示されていても気にしないでください。)
  2. ポップアップ コンテキスト メニューから[コピーを作成]を選択します。これにより、元の操作の下に操作のコピーが作成されます。
  3. 新しい操作(Drill1 のコピー)をクリックします。
  4. Tapping M6 などの新しい名前を入力し、[Enter]を押します。
  5. 次に、工具とパラメータを編集します。

  6. 操作[Tapping M6]を右クリックします。
  7. ポップアップ コンテキスト メニューから[編集]を選択します。

[工具]タブ

新しいタップ工具を作成して選択します。

  1. [工具]タブで、 ボタンをクリックして[工具ライブラリ]を開きます。
  2. ボタンをクリックします。
  3. [全般]タブで、[番号]を 8 に変更します。
  4. [カッター]タブで、[タイプ][タップ(右回り)]に変更します。
  5. [直径]を 6 mm に変更します。
  6. [刃長]を 15 mm に変更します。
  7. [送りと速度]タブで、[主軸回転速度]を 400 rpm に変更します。
  8. [OK]ボタンをクリックして新しい工具を作成します。
  9. [選択]ボタンをクリックして、操作のための工具を選択し、[工具ライブラリ]ダイアログ ボックスを閉じます。
重要: ご使用のマシンの工具でこのツールパスを実行する場合は、送りパラメータと速度パラメータを調整する以外にも、[刃物]タブで[ピッチ]パラメータを設定する必要があります。適切な値は工具製造元のカタログに記載されています。

[サイクル]タブ

ここで、ドリル サイクルではなくタップ サイクルにします。

  1. [サイクル]タブをクリックし、[サイクル タイプ:]ドロップ ダウンメニューから[タップ]を選択します。

計算を開始する

  1. ツールパスを計算するには、[操作]ダイアログ ボックス下部にある をクリックするか、グラフィックス ウィンドウで右クリックしてマーキング メニューから[OK] を選択します。作成されるツールパスは次のようになります。


これで、このパーツのすべての加工方法を完了しました。チュートリアルを完了するには、「ツールパスをポスト実行するには」に進んでください。