ツールパスをシミュレーションおよびポスト処理するには

チュートリアルのこの最後の手順では、マシンの工具で使用される NC コードを生成するのに、すべてのツールパスをポスト処理します。ポスト処理を開始する前に、すべてのツールパスを再生成し、それらをシミュレーションすることをお勧めします。そうすることで、ツールパスのエラーを見つけて、それらを修正することができます。

  1. CAM ブラウザの上部にある Setup1 をクリックして開始します。
  2. リボンで、 [CAM]タブ [ツールパス]パネル [生成] をクリックします。
  3. 選択した操作は既に有効であるという、ダイアログ ボックス メッセージが表示される場合があります。これは、ツールパスが適切であることを意味します。必要に応じてツールパスを再生成するために[はい]をクリックするか、ツールパスをそのままにしてダイアログ ボックスを終了するために[いいえ]をクリックします。

  4. ここで、 [CAM]タブ [ツールパス]パネル [シミュレート] をクリックします。
  5. ヒント: 別の方法として、CAM ブラウザ[セットアップ]フォルダを右クリックし、ポップアップ コンテキスト メニューから[シミュレーション(すべて)]を選択することもできます。

    シミュレーション プレーヤがグラフィックス ウィンドウに表示されます。


  6. 定義されたツールパスを再生するには、シミュレーション プレーヤで[再生]ボタンをクリックします。
  7. シミュレーションが完了したら、[シミュレーション]ダイアログ ボックスで[閉じる]ボタンをクリックするか、グラフィックス ウィンドウ内で右クリックしてマーキング メニューから[閉じる]をクリックします。
  8. 次に、 [CAM]タブ [ツールパス]パネル [ポスト処理] をクリックします。
  9. [ポスト処理]ダイアログ ボックスが表示されます。

    ヒント: 別の方法として、CAM ブラウザ[セットアップ]フォルダを右クリックし、ポップアップ コンテキスト メニューから[ポスト処理(すべて)]を選択することもできます。
  10. [ポスト コンフィグ]ドロップダウン メニューから[heidenhain.cps - Generic Heidenhain]を選択します。
  11. 既定の出力フォルダを受け入れるか、別のフォルダを選択します。
  12. [ポスト]ボタンをクリックしてポスト プロセッサを開始します。既定のファイル名(CAM Mania Tutorial.h)を受け入れるか、別の名前を指定します。
  13. [保存]ボタンをクリックします。
  14. [ポスト処理]ダイアログ ボックスでは既定で[エディタで NC ファイルを開く]チェック ボックスが有効にされているため、ポスト処理されたファイルは自動的に Inventor HSM Edit にロードされます。

エディタから NC プログラムの編集検査、CNC 工作機への転送を実行することができます。エディタは、ライン番号付け/再番号付け、XYZ 範囲検索、ファイルの比較などの数多くの CNC コード固有機能を提供します。エディタには、さまざまな CNC コントロールと信頼性の高い RS-232 通信を行うための DNC リンク機能もあります。

要確認: また、CAM ブラウザで操作を右クリックし、ポップアップ コンテキスト メニューから[ポスト処理]を選択することで、個々の操作をポスト処理することもできます。

お疲れ様でした。このチュートリアルを履修しました。