UI ツール Silverlight コントロールを使用して Web に移行する

Inventor ETO サーバと UI ツールを使用して、異なる 2 つのモードで製品を環境設定することができます。ライトウェイト モードでは、モデルの少ない詳細設定で瞬間的なグラフィックスのフィードバックが提供され、"最高品質" モードでは、CAD モデルや図面が更新されます。Web ベースのシステムのユーザの一般的なワークフローは、設定を行うためにライトウェイト モードを使用し、環境設定した製品が完成したら、製造図面などを作成するために完全な更新を実行します。ルール ベースのシステムはこれらのモードに共通です。ただしグラフィックス生成サブ システムのみ異なります。

このセクションでは、ライトウェイト設定モードに焦点を当てています。このモードのグラフィックは、プリミティブ(ブロック、円柱および円錐など)およびメッシュ(STL ファイルによって表されます)を含む "アセット" の組み合わせを使用した Silverlight viewer でレンダリングされます。アセットの配置、スケーリングおよび回転は、次のセクションで説明するとおりのフレーム ベースの配置を使用して行われます。

Intent モデルを編集する

Intent モデルは、Silverlight web ページを使用して設定されますが、Intent モデルの実際の開発作業は Inventor ETO 内で行われます。開発は Inventor 内で行われるため、考慮が必要ないくつかの項目があります。

Intent モデル内の位置

Silverlight ベースのグラフィックスのホストに拘束の概念はありません。したがって、Intent モデルのすべての配置は、フレーム ベースの配置を使用して行う必要があります。

STL アセットを新規作成する

web に表示される Intent モデルの各コンポーネントは、Silverlight コントロール内で 3D モデルを作成するために作成された STL アセットを持つ必要があります。これらの STL アセットの場所は、Intent プロジェクトのアセット サブフォルダ内にする必要があります。IPT の STL リプレゼンテーションを作成するには、Inventor の IPT を開き、[名前を付けて保存]を選択します。[名前を付けて保存]ダイアログで、"ファイルの種類" を "STL" に設定します。[オプション]ボタンをクリックし、バイナリ形式に設定されていることを確認します。パフォーマンス上の理由により現在はバイナリ STL ファイルのみがサポートされています。これらは非常に小さく、高速でロードされます。STL に使用する解像度を選択して、[OK]をクリックします。[保存]をクリックします。この STL ファイルの作成プロセスは自動化することができます。