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[穴とねじ]は、引出線付きの穴注記やねじ注記を追加するために使用します。注記の既定の書式と内容は、穴注記に関連付けられた寸法スタイルの[注記と引出線]タブの設定によって決まります。
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図面ビューに穴注記を追加するとき、直径、深さ、ねじ寸法、およびその他のモデルのデータが注記で使用されます。モデル内で穴フィーチャを変更すると、図面を更新するときに穴注記が更新されます。
ビューの更新により、注記がアタッチされている円形状エッジが削除されると、穴フィーチャの最も外側のエッジに再アタッチされます。側面図で、注記はオリジナルのアタッチ点に最も近いエッジに再アタッチされます。
個々の穴に加えて、押し出しによるカット(中点平面の押し出しを除く)や、iFeature およびパターン内の穴に、穴注記を追加することもできます。
注:
- 注記の引出線は 15 度ごとにスナップされます。引出線のスナップを無効にするには、キーボードで[Ctrl]キーを押したままにします。その後、引出線を目的の場所に配置または移動します。
- 側面図で線分エッジを選択して、穴またはねじ注記を配置できます。
- 押し出しカット穴上にねじを配置する場合、選択したねじまたは穴のエッジによって、ねじ注記または穴注記が作成されるかどうかが決まります。
- スライス断面図に穴注記やねじ注記を作成することはできません。
側面図内の長さ寸法のねじ注記
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長さ寸法のねじ注記を定義するには、有効なねじのエッジのペアを選択する必要があります。
長さ寸法のねじ注記の外観は、長さ寸法の既定のスタイルによって決まります。
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穴注記の書式を設定する
穴注記の既定の書式と内容は、穴注記に関連付けられた寸法スタイルによって決まります。寸法スタイルの[注記と引出線]タブで、各穴とねじのタイプごとに穴注記の書式を定義してから、図面での作業を開始します。
穴注記の書式を上書きする
個々の穴注記の書式や内容などの属性を設定するには、以下のいずれかの方法を使用します。
- 別の寸法スタイルを適用して書式設定と内容を変更します。新しい寸法スタイルの書式に合わせて、穴注記が更新されます。
- 穴注記を編集して、書式設定と内容を変更します。図面ビュー内で穴注記を選択し、右クリックして[穴注記を編集]を選択します。設定はスタイルの場合と同じです。ただし、値を変更することができるのは現在の穴に関してのみです。変更は寸法スタイルに反映されません。
- 穴注記の寸法スタイルを編集します。書式に対する変更はすべて、寸法スタイルに関連付けられたすべての穴注記に適用されます。
穴注記を文字で置き換える
個々の穴注記の内容を非表示にして、これを図面ビューに対応する文字で置き換えることができます。
穴注記での 2 つの寸法単位
穴注記では、変換単位で寸法値を表示できます。寸法スタイルの[変換単位]タブに 2 つの単位が表示されます。2 つの単位寸法の表示形式に、積み重ねまたは線形を選択します。
注: 2 つの単位形式を選択すると、 精度と公差の値もデュアル形式で表示されます。