ファイルを Autodesk Inventor LT のデータに変換する
他の CAD システムのパーツ ファイルまたはアセンブリ ファイルを開いたり、インポートすることができます。
インポート詳細を表示するには、[サード パーティ]ブラウザ ノードを展開し、[変換レポート]をダブルクリックします。
ドラッグ アンド ドロップしてファイルをインポートする
1 つまたは複数のパーツ ファイルやアセンブリ ファイルをドラッグ アンド ドロップしてインポートすることもできます。次のいずれかを実行します。
既定では、Alias の .wire ファイル データはコンポジット サーフェスとして Autodesk Inventor LT にインポートされます。Autodesk Inventor LT にインポートされたオブジェクトの名前は、Alias 画層で当初割り当てられた名前のままです。
Inventor で作成されたジオメトリには、Alias で割り当てられたのと同じ色が使用されます。ただし、Alias 定義を含んだテクスチャ マップは、Inventor ファイルに変換されます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
CATIA V4(すべてのバージョン)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の CATIA V4 ファイルをインポートできます。
メッシュ データのインポートを選択すると、メッシュ フィーチャ が作成され、ブラウザのメッシュ フォルダ
でグループ化されます。メッシュ フィーチャは視覚化のみを目的としており、修正できません。メッシュ フィーチャまたはフォルダを右クリックして右クリック メニューにアクセスし、メッシュ エッジの表示や表示設定の変更などを選択することができます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
CATIA V5(バージョン R6~V5-6R2012)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の CATIA V5 ファイルをインポートできます。
メッシュ データのインポートを選択すると、メッシュ フィーチャ が作成され、ブラウザのメッシュ フォルダ
でグループ化されます。メッシュ フィーチャは視覚化のみを目的としており、修正できません。メッシュ フィーチャまたはフォルダを右クリックして右クリック メニューにアクセスし、メッシュ エッジの表示や表示設定の変更などを選択することができます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
JT (*.jt) (バージョン 7.0、8.0、8.1、8.2、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、および 9.5)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Pro/ENGINEER および Creo Parametric で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の Pro/ENGINEER ファイルをインポートできます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Parasolid (バージョン 24.0 以下)で作成されたモデルを開き、変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の Parasolid ファイルをインポートできます。
ファイルは、変更後に Autodesk Inventor LT で開くことができます。
Autodesk Inventor では、Rhino バージョン 5.0 のファイルをインポートして使用することができます。インポート操作では、元のファイルとの関連付けは維持されません。このため、インポート操作の後で元のファイルを変更しても、インポートしたパーツには影響しません。同様に、インポートしたパーツを変更しても、元のファイルには影響しません。インポートしたモデルは、Inventor で初めから作成したモデルと同じように変更できます。
インポート プロセスでは、ソース ファイル内のジオメトリやトポロジの Inventor 表現形式で、基準フィーチャを作成します。Inventor のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャを Inventor フィーチャ ツリーに追加することができます。基準フィーチャの元の定義を修正することはできません。
変換レポートが生成されます。この変換レポートには、インポートされたデータに関する情報、使用されたインポート オプション、作成された Inventor パーツが記載されています。
SolidWorks (バージョン 2001 plus~2012)で作成されたモデルを開いて変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の SolidWorks ファイルをインポートできます。
NX バージョン Unigraphics 13 ~ NX 9.0 (以前の名称は UGS NX)で作成されたモデルを開いて変更します。Autodesk Inventor LT では、アセンブリ ファイル、パーツ ファイル、ソリッド、マルチソリッド、サーフェスなどを変換することができます。インポート処理が完了すると、元のファイルのジオメトリやトポロジに適合した基準フィーチャが得られます。Autodesk Inventor LT のコマンドを使用して、基準フィーチャを調整したり、新しいフィーチャをフィーチャ ツリーに追加します。
次の種類の NX ファイルをインポートできます。
STEP ファイルはバージョン AP214 および AP203E2、IGES ファイルはすべてのバージョンをインポートすることができます。ソリッド ボディは Autodesk Inventor LT ファイルに保存されるので、オリジナル ファイルにはリンクが保持されません。
インポートした STEP または IGES ファイルに 1 つのパーツが含まれる場合は、Autodesk Inventor LT のパーツ ファイルが作成されます。
SAT ファイルは、バージョン 7.0 ~ 4.0 をインポートすることができます。曲線、サーフェス、およびソリッドは Autodesk Inventor LT ファイルに保存されるので、元のファイルへのリンクは保持されません。
インポートした SAT ファイルに 1 つのボディが含まれる場合は、1 つのパーツを持つ Autodesk Inventor LT のパーツ ファイルが作成されます。
STL ファイルは、Autodesk Inventor LT にインポートすることができます。データはメッシュ オブジェクトとしてインポートされ、メッシュ ブラウザ ノードに格納されます。
次の種類の STL ファイルをインポートできます。
Autodesk Inventor LT では、Autodesk Design Review などで作成されたマークアップ付き DWF ファイルを開くことができます。
マークアップ ブラウザで、ツリー ビュー内にマークアップ セットが表示されます。
Autodesk Inventor LT で AutoCAD DWG ファイルを直接開いてから、ファイルの内容を表示、印刷、および計測できます。オブジェクトは AutoCAD とまったく同じように表示されます。
Autodesk Inventor LT にインポートされたデータは、モデル データとして使用します。
開く手順とインポートする手順の両方を次のビデオでお見せします。