解除モード

リボン: [スケッチ]タブ [拘束]パネル [拘束設定]: [解除モード]タブ で、[解除モードを有効化]を選択または選択解除して、解除モードの既定の動作をコントロールします。

注: また、解除モードは、ステータス バー でオンとオフを切り替えたり、2D スケッチ環境で[F11]を押してオンとオフを切り替えることができます。

解除モードでは、ジオメトリを修正し、既に拘束されているジオメトリに新しい拘束を適用することができます。

解除モードがオンの場合:

解除モードがオフの場合は、ジオメトリをドラッグしても、既存の拘束および寸法は削除されません。

注: [解除モード]コマンドのオンまたはオフの状態は、Inventor セッション間で維持されます。

解除モードがオンの場合に既定で変更される点:

解除モードがオンの場合に既定で変更されない点:

スケッチを過剰拘束する拘束を追加した場合:

解除モードがオンのときは、新しい拘束または寸法を追加する前に既存の拘束または寸法を手動で削除する必要はありません。

解除モードがオフのときは、新しい拘束を追加する前に既存の拘束を手動で削除する必要があります。

  解除モードがオン 解除モードがオフ
拘束されたジオメトリをドラッグする場合:

次の処理が行われることにより、ジオメトリを自由にドラッグできます。

  • ハイライト表示されている矛盾する拘束を削除する。
  • ドラッグ中に、矛盾する寸法を被駆動寸法に変更する。

既に拘束されているジオメトリを自由にドラッグすることはできません。

このジオメトリをドラッグするには、次の操作を行う必要があります。

  • 矛盾する拘束を見つけて、手動で削除する。
  • 矛盾する寸法を見つけて、手動で被駆動寸法に変更するか、削除する。
拘束されたジオメトリに拘束または寸法を追加する場合:

次の処理が行われることにより、既に拘束されているジオメトリに拘束や寸法を追加することができます。

  • ハイライト表示されている矛盾する拘束を削除する。
  • 矛盾する寸法を被駆動寸法に変更する。

この拘束または寸法を追加すると過剰拘束になる、という内容の警告メッセージが表示されることがあります。

新しい拘束または寸法を追加するには、次の操作を行う必要があります。

  • 矛盾する拘束を見つけて、手動で削除する。
  • 矛盾する寸法を見つけて、手動で被駆動寸法に変更するか、削除する。
注: