アプリケーション オプションとカスタム オプションの設定

注: 以下のオプションは、Inventor LT でも指定できます。

配置インストールでは次の操作が可能です。

アプリケーション オプションの設定

既定の Inventor アプリケーション オプション設定と AutoCAD 関連設定の相違点

オプション 1: 既定の Inventor 設定を使用したい。

[アプリケーション オプション]の既定の設定がインストールされます。

オプション 2: AutoCAD と密接な関係のある設定を使用したい。

このオプションによって、AutoCAD 製品と同じような使い勝手が得られます。

オプション 3: カスタム設定をインポートしたい。

[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスで作成した xml ファイルからの、カスタマイズされた[アプリケーション オプション]設定がインストールされます。

アプリケーション オプションのカスタマイズ設定はどのように作成しますか?

[アプリケーション オプション]の設定を名前を付けたファイルに保存し、その適用、管理を行います。[アプリケーション オプション]の設定を XML ファイルにエクスポートすると、設定を複数のコンピュータで利用でき、次のリリースの Autodesk Inventor に簡単にマイグレーションできます。さらに、CAD 管理者は[アプリケーション オプション]の設定を使用して、すべてのユーザまたは特定のグループに対して一貫した一連のユーザ基本設定を配置できます。

Autodesk Inventor および Autodesk Inventor LT の[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスで、ユーザおよび会社の要件に合わせて、既定の設定を変更します。アプリケーション オプションの設定が終了したら、[エクスポート]ボタンをクリックして、.xml ファイルにカスタム設定を保存します。

アプリケーションのオプション、カスタマイズ、およびリボンのカスタマイズ設定にはどのような違いがありますか?

  • アプリケーション オプションの設定では、Autodesk Inventor および Autodesk Inventor LT の操作の動作に関するオプションを設定できます。[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスの設定は、製品の見た目と操作性をコントロールします。アプリケーション オプションには、2 つの既定の設定があります。1 つは既定の Autodesk Inventor または Inventor LT の設定で、もう 1 つは AutoCAD 関連の設定です。
  • カスタマイズ設定では、リボン、キーボード、マーキング メニューなどの作業環境をカスタマイズできます。カスタマイズ設定では、リボンの各タブでカスタムのユーザ定義パネルを作成できます。ユーザ定義項目は、[ユーザ コマンド]パネルに表示されます。[ユーザ コマンド]パネルは、先にカスタム パネルを作成しているときに作成されます。
  • リボン カスタマイズ設定は、バージョン 2012 より前のバージョンに関連します。

    カスタマイズ設定およびリボン カスタマイズ設定に関する重要事項

    Autodesk Inventor R2015、R2014、R2013、および R2012 では、リボンおよびその他のカスタマイズ設定は 1 つの xml ファイルに格納されています。

    Autodesk Inventor 2015 では、リボン カスタマイズ設定は[カスタマイズ設定]に含まれています。Autodesk Inventor R2015、R2014、R2013、または R2012 からエクスポートしたカスタマイズ設定の xml ファイルをインポートする場合は、旧リリースからエクスポートした、別のリボン カスタマイズ設定の xml ファイルを含めないでください。

    Autodesk Inventor 2015 のインストーラでは、Inventor R2014、R2013、または R2012 リリースのカスタマイズ設定の xml ファイルをインポートしない場合のみ、2011 および 2010 リリースのリボン カスタマイズ設定の xml ファイルをインポートできます。

カスタマイズ設定

作業環境をカスタマイズしてから、カスタマイズ設定を xml ファイルに保存できます。

それぞれのカスタマイズ設定にはどのような違いがありますか?

オプション 1: 既定の Inventor 設定を使用したい。

製品のユーザ インタフェースの既定の設定がインストールされます。

オプション 2: カスタム設定をインポートしたい。

[ユーザ コマンドをカスタマイズ]ダイアログ ボックスで作成された xml ファイルからの、カスタマイズされた作業環境設定をインポートします。[カスタマイズ]ダイアログ ボックスにアクセスするには、[ツール]タブの[オプション]パネルから[カスタマイズ]を選択します。

リボン カスタマイズ設定

リボンのカスタマイズ設定を行うとどのような影響がありますか?

これらのオプションは、バージョン 2012 より前のバージョンのリボンの表示をコントロールします。

それぞれのリボンのカスタマイズ設定にはどのような違いがありますか?

オプション 1: 既定の Inventor 設定を使用したい。

リボンのユーザ インタフェースの既定の設定がインストールされます。

オプション 2: カスタム設定をインポートしたい。

バージョン 2012 より前のバージョンの、リボンのカスタマイズされた設定がインストールされます。[ユーザ コマンドをカスタマイズ]ダイアログ ボックスから xml ファイルを作成できます。[ユーザ コマンドをカスタマイズ]ダイアログ ボックスは、リボンを右クリックして、表示されるメニューから[ユーザ コマンドをカスタマイズ]を選択することで開くことができます。