Inventor パーツおよび Inventor アセンブリ ファイルを挿入する
Inventor Publisher ドキュメントには 2 つの Inventor ファイル タイプを挿入できます。Inventor モデルは、アクティブなカメラとともにドキュメントに挿入されます。Inventor Publisher では Inventor バージョン R9 以上がサポートされています。
- Inventor パーツ(.ipt): Inventor パーツ ファイルを挿入する操作は簡単です。挿入したファイルには Inventor で保存されたカメラが含まれています。Inventor Publisher ではシート メタル パーツ ファイルがサポートされています。
- Inventor アセンブリ(.iam): アセンブリ ファイルを選択すると、Inventor プロジェクト(.ipj)を指定できるオプション コマンドが有効になります。Inventor プロジェクト ファイルは、Inventor Publisher でアセンブリ ファイルに関連付けられているすべての参照ファイルを見つけるために重要です。Inventor Publisher では、溶接アセンブリ ファイルがサポートされています。
コマンドへのアクセス:
[ホーム]タブ
[モデル]パネル
[モデルを挿入]
挿入オプション
Inventor パーツまたは Inventor アセンブリ ファイルを選択すると、オプション ボタンが有効になります。このオプション ダイアログには、構成可能な 3 つの設定があります。
プロジェクト ファイル
Inventor プロジェクト ファイルを参照して選択し、Inventor Publisher に挿入する Inventor アセンブリのすべての参照を検索します。参照がない場合は、Inventor アセンブリ ファイルを Publisher に挿入できません。
インポートする部品表ビューのタイプ
部品表タイプのオプションは Inventor アセンブリでのみ使用可能です。パーツでは使用できません。構成部品表またはパーツのみの部品表のどちらかインポートする方を選択します。
- [パーツのみの部品表](既定): メイン アセンブリのすべてのパーツが表示されます。部品表にはサブ アセンブリ構造は存在しません。
- [構成部品表]: 部品表でサブ アセンブリ構造が保持されます。
- [すべてのレベル]: サブ アセンブリとそのすべてのコンポーネントが部品表に含まれます。
- [トップ レベルのみ]: サブ アセンブリより下のコンポーネントは部品表に表示されません。トップ レベルのサブ アセンブリのみが表示されます。
注: 特定の部品表タイプを使用してアセンブリを挿入すると、Publisher 内でアセンブリを変更できません。アセンブリを再度挿入し、部品表タイプを変更する必要があります。
面分割
面分割により Publisher でエッジの分割表示をコントロールできます。面分割の値が小さいほど、エッジがスムーズになりますが、ファイル サイズは大きくなります。面分割の値が大きい場合は、エッジが粗くなりますが、ファイル サイズは小さくなります。Inventor で設定されている値が Inventor ファイルの既定となります。ドロップダウン リストから面分割の値を選択するか、カスタム値を入力します。
注: 面分割コントロールは、Inventor Publisher に挿入可能な、サポートされているすべてのファイルで使用できます。
マスター以外のアクティブな詳細レベル(LOD)の Inventor データを挿入する
マスター以外のアクティブな詳細レベルの Inventor アセンブリは、Publisher ドキュメントに挿入することができます。
詳細レベル オプション:
- アクティブな LOD とマスター BOM をインポート: アクティブな LOD がインポートされますが、部品表はマスター LOD からインポートされます。構成部品表またはパーツのみの部品表の選択は、オプションでコントロールします。
- アクティブな LOD をインポート、BOM はインポートしない: アクティブな LOD をインポートしますが、部品表はインポートしません。
- マスター LOD をインポート: アクティブな LOD には関係なくマスター LOD をインポートします。