ジョブが有効になっているインダストリ モデルの場合、ジョブで作成、変更、または削除したフィーチャのスタイルを設定できるように表示モデルを拡張します。
フィーチャの変更と削除を追跡する表示モデルを作成するには
インダストリ モデルはジョブが有効化されている必要があります。
- メンテナンス ワークスペースで、エンタープライズ インダストリ モデル プロジェクトを開きます。
- [ホーム]タブ
[表示]パネルをクリックします。
- [表示モデル]リストから、[既定の表示モデルを開く]を選択します。
- [グラフィックの生成 - 既定の表示モデル]ダイアログ ボックスで、[削除したフィーチャを表示できるようにします]を選択します。
- [表示マネージャ]で、画層のスタイルを設定し、表示モデルを保存します。
- [ホーム]タブ
[表示]パネル
[ビューポートへの限定]の順にクリックします。 表示モデルには、TB_JOB_OPERATION _ID の TB_SQL テキスト関数があります。このテキスト関数を使用して、現在のジョブで作成、変更または削除されたフィーチャの主題ルールを定義します。
TB_SQL を使用して、ジョブの新しいフィーチャまたは変更したフィーチャのスタイルを設定するには
- [表示マネージャ]で、ビルディング(LM_BUILDING)などのフィーチャ画層を選択します。
- [スタイル]をクリックします。
- [スタイル エディタ]の[尺度範囲のポリゴンスタイル]の下で、[規則を追加]をクリックします。
- [主題の規則]の下のボックスをクリックします。
- [式の作成と変更]ダイアログ ボックスで、[プロパティ]をクリックします。
- [プロパティ]リストで、[JOB_OPERATION_ID]を選択し、次の条件を入力します。
- 新しいフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = ’1’。
- 変更したフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = ’2’。
- 削除したフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = ’3’。
- [OK]をクリックします。
- [スタイル]の下のボックスをクリックします。[点のスタイル設定]ダイアログ ボックスで、スタイルを指定します。
TB_SQL テキスト関数の詳細については、「スタイル定義で式を使用する」を参照してください。
バリアント: Oracle ビューを使用したフィーチャのスタイル設定
Oracle ビューを使用して、ジョブの新しいフィーチャまたは変更したフィーチャのスタイルを設定するには
-
スタイルを設定する、ジョブを有効にしたフィーチャ クラスごとに、JOB_OPERATION_ID 属性を含む Oracle ビューを作成します。
ジョブを有効にしたフィーチャ クラスは、TB_JOB_VERSION テーブルに関連付けられた JOB_VERSION 属性を持っています。
土地管理デモ データ セットの LM_V_BUILDING ビルディング ビューなど、Oracle ビューを作成します。
CREATE VIEW LM_V_BUILDING AS select a.FID, a.AREA, a.GEOM, a.IDENTIFICATOR, a.ID_QUALITY, a.ID_TYPE, a.JOB_VERSION, b.JOB_OPERATION_ID FROM LM_BUILDING a, TB_JOB_VERSION b WHERE a.JOB_VERSION = b.JOB_VERSION
- ビューをフィーチャ クラスとして登録します。 『Infrastructure Administrator ガイド』の「ビューからフィーチャ クラスを作成する」を参照してください。
- 表示マネージャで、LM_V_BUILDING など、ビューのフィーチャ画層を選択します。
- [スタイル]をクリックします。
- [スタイル エディタ]の[尺度範囲のポリゴンスタイル]の下で、[規則を追加]をクリックします。
- [主題ルール]の下のボックスをクリックします。
- [フィルタ]ダイアログ ボックスの[プロパティまたは式]の下で、[プロパティ]を選択します。
- [プロパティ]リストで、[JOB_OPERATION_ID]を選択し、次の条件を入力します。
新しいフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = 1。
変更したフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = 2。
削除したフィーチャの場合: JOB_OPERATION_ID = 3。
- [OK]をクリックします。
- [スタイル]の下のボックスをクリックします。[ポリゴンのスタイル設定]ダイアログ ボックスで、スタイルを指定します。
注:
LM_V_BUILDING など、スタイル設定にビューの画層を使用します。LM_BUILDING など、フィーチャ クラス画層を使用してはなりません。