フィーチャ テンプレートを使用する

インダストリ モデル テンプレート に加え、 インダストリ モデル図面 の作成に使用します。また、事前に定義されたジオメトリ、属性、 ラベル 、および内部接続が用意された、複数の インダストリ モデル フィーチャから構成される テンプレート があります。

フィーチャ テンプレートを使用して、必要に応じて挿入および再利用できるフィーチャのグループを作成します。たとえば、変圧器バンク、互換性のある単位、サブステーション、または断面の作成にフィーチャ テンプレートを使用します。また、属性値(参照レコード)が異なる複数タイプの機器に対応したテンプレートも定義できます。

フィーチャ テンプレートをフィーチャ クラスを割り当てます。テンプレートを定義する場合、そのテンプレートを割り当てるフィーチャ クラスの少なくとも 1 つのフィーチャを選択する必要があります。 インダストリ モデル ジョブ 対応のフィーチャ クラスが含まれる場合、テンプレートのフィーチャ グループおよびフィーチャ グループ フィーチャをジョブ対応にする必要があります。その他すべてのテンプレート フィーチャ クラスはジョブ対応にしないでください。また、これらのテンプレート フィーチャ クラスはジョブ テンプレートに追加する必要があります。

テンプレートでのフィーチャのグループ化

テンプレート フィーチャをグループ化する場合、フィーチャの配置を 1 つのエンティティとして移動または回転できます。ただし、コンポーネントをインスタンス化した場合はコンポーネントを個別に移動できません。テンプレートに含まれるフィーチャ クラスでは、この動作はフィーチャ規則の[Update Template Instances]によって制御されます。

: 電気フィーチャ配置用のこのテンプレートは、変圧器、2 つの接合点、および 2 つの電線から構成されます。このテンプレートを使用すると、1 回のクリックで、5 つのオブジェクトをインスタンス化し、その属性と接続を適用できます。テンプレートはグループ化、1 つのエンティティとして配置および移動できます。その後は、電線のデジタイズを続行できます。

: 電気フィーチャ配置用のこのテンプレートは、住宅地区でサービス ポイントまでの接続を作成するために使用できます。一般的に住宅地区では、サービス ポイントは同じフィーチャ配置を使用して変圧器に接続されます。このような状況でテンプレートを使用すると、データ収集にかかる時間が短縮されます。このフィーチャ配置はグループ化されていません。テンプレートをインスタンス化してから、他のフィーチャを移動しなくても、各サービス ポイントを個々に正確な位置に移動できます。

テンプレート参照レコード

テンプレートに含めるフィーチャを選択すると、各フィーチャの属性値は参照レコードとして格納されます。既定で、参照レコードの名前は <feature class name>_<number> です。[テンプレートを作成]ダイアログ ボックスで、参照レコードを既存の参照レコードで置換できます。[テンプレートを作成]設定では、テンプレートのインスタンス化時に適用する公開の参照レコードを選択できます(テンプレートはすべてのユーザから使用できるようにするため、公開の参照レコードを選択する必要があります)。