リレーショナル データベースの通常テーブルと異なり、ビューは物理スキーマの一部ではありません。データベース内のデータから計算される動的な仮想テーブルです。 テーブル内のデータを変更すると、ビューに表示されるデータも変更されます。
ビューは、テーブルと比較して次のような利点があります。
AutoCAD Map 3D は内部データベースで定義されている既存のデータベース ビューをクラスとして自動的に表示します。ビューにジオメトリが含まれている場合、フィーチャ クラスとして表示されます。次の制限が適用されます。
AutoCAD Map 3D でデータベース ビューを使用する場合は、次の点に留意してください。
スキーマ エディタでは、ビューに定義された列がプロパティとして表示されますが、それらを編集することはできません。ただし、スキーマ エディタを使用して、データベース ビューを真似たフィーチャ クラスとプロパティを作成することはできます。
たとえば、20 のプロパティを持つ Oracle テーブル Rivers があり、特定の人々にそれらのプロパティのうち 6 つのみを表示したいとします。スキーマ エディタを使用して、既存の Rivers テーブルをもとに新しいフィーチャ クラスを作成し、公開する 6 つのプロパティを追加することができます。
スキーマ エディタでは、物理データベース オブジェクト(テーブルまたはビュー)に直接マッピングすることができます。
フィーチャ クラスを、FDO 対応のデータストアの既存のビューにフィーチャ クラスをマッピングするだけでなく、ネイティブな、既存の非 FDO 対応のデータストアのビューを、フィーチャ クラスに「リバース エンジニアリング」できます。
そのためには、以下の条件が真である必要があります。
ビューに結合が含まれている場合は、各行を一意に識別する列も表示されている必要があります。
プライマリ キーがないクラスも、AutoCAD Map 3D に表示させることはできますが、読み込み専用になります。
alter view <viewname> add constraint <constraintname> primary key (columnnames) disable novalidate;