L_Dashpot: ヘルパー

L_Dashpot - superclass: Helper; super-superclass:Node - classID: #(186413646, 1710298770) 

リアクタ ダイナミック システムは廃止され、3ds Max 2012 から削除されました

   

説明:

線形ダッシュポット コンストレイントを使用すると、シミュレーションにおいて 2 つのリジッド ボディを相互に制限したり、1 つのボディの位置をワールド空間内に制限したりすることができます。これは強度にダンピングされたスプリングと非常によく似た動作になります。ダッシュポットの強度やダンピング、およびアタッチしたボディ間の衝突を無効にするかどうかを指定できます。各ボディのローカル スペース内にダッシュポットのアタッチ ポイントを指定できます。シミュレーション中、ダッシュポットはアタッチしたボディに衝撃を与えて、ワールド空間内で指定したこれらの点に合わせようとします。そのためボディを互いに同じ位置に維持します。その場合でも、ボディはアタッチ ポイントの周りを自由に回転することが可能です。

   

コンストラクタ:

L_Dashpot ... rctLinearDashpot ... 

   

プロパティ:

.childBody(Child_Body) : node 

子のボディを取得/設定します。

   

.hasParent(Has_Parent) : boolean 

true に設定すると、シミュレーションでは親のボディが使用されます。

   

.parentBody(Parent_Body) : node 

親のボディを取得/設定します。

   

.strength: float 

アタッチされた各ボディに対してダッシュポットが適用する衝撃力の大きさを管理する強度値を取得/設定します。このとき、アタッチ ポイント間の距離を考慮します。強度の値は質量に依存します。

   

.damping: float 

線形ダッシュポットの振動がおさまるまでの時間に影響するサンプル値を取得/設定します。ダッシュポットの接続ポイントの相対速度によって、接続されたボディに適用される衝撃力を決定します。

   

.allowInterpenetration(Allow_Interpenetration) : boolean 

true に設定すると、シミュレーションにおけるダッシュポットのオブジェクト間での衝突が無効になり、オブジェクトが相互に通過するようになります。既定値は false です。

   

.disabled: boolean 

true に設定すると、ダッシュポットがシミュレーションに追加されません。

   

.lockSpaces(Lock_Spaces) : boolean 

true に設定すると、親と子のコンストレイント スペース間の相対変換がロックされます。 これによって、ビューポート内で子のスペースを移動させると親のスペースも一緒に移動します。 逆の場合も同じです。

   

インタフェース

Interface:rctLinearDashpotInterface 

   

プロパティ:

.parentBody: node : Read|Write 

親のボディを取得/設定します。

   

.childBody: node : Read|Write 

子のボディを取得/設定します。

true に設定すると、シミュレーションでは親のボディが使用されます。

   

.parentTransform: matrix3 by value : Read|Write 

親のボディの変換行列を取得/設定します。

   

.childTransform: matrix3 by value : Read|Write 

子のボディの変換行列を取得/設定します。

   

.lockSpaces: boolean : Read|Write 

true に設定すると、親と子のコンストレイント スペース間の相対変換がロックされます。 これによって、ビューポート内で子のスペースを移動させると親のスペースも一緒に移動します。 逆の場合も同じです。

   

.strength: float : Read|Write 

アタッチされた各ボディに対してダッシュポットが適用する衝撃力の大きさを管理する強度値を取得/設定します。このとき、アタッチ ポイント間の距離を考慮します。強度の値は質量に依存します。

   

.damping: float : Read|Write 

線形ダッシュポットの振動がおさまるまでの時間に影響するサンプル値を取得/設定します。ダッシュポットの接続ポイントの相対速度によって、接続されたボディに適用される衝撃力を決定します。

   

.allowInterpenetration: boolean : Read|Write 

true に設定すると、シミュレーションにおけるダッシュポットのオブジェクト間での衝突が無効になり、オブジェクトが相互に通過するようになります。既定値は false です。

   

.isDisabled: boolean : Read|Write 

true に設定すると、ダッシュポットがシミュレーションに追加されません。

   

メソッド:

<void>alignToParentBody() 

コンストレイントを親のボディに位置合わせします。

   

<void>alignToChildBody() 

コンストレイントを子のボディに位置合わせします。

   

<void>alignToParentSpace() 

コンストレイントを親のスペースに位置合わせします。

   

<void>alignToChildSpace() 

コンストレイントを子のスペースに位置合わせします。

   

<void>alignToEachBody() 

コンストレイントを両方のボディに位置合わせします。

   

<boolean>isValid() 

コンストレイントが有効な場合は true 、その他の場合は false を返します。有効なコンストレイントには正しい数のリジッド ボディがアタッチされており、このコンストレイントは有効なコンストレイント ソルバーに含まれています。

   

関連事項