Fracture: ヘルパー

   

Fracture - superclass: Helper; super-superclass:Node - classID: #(399051846, 1473446478) 

リアクタ ダイナミック システムは廃止され、3ds Max 2012 から削除されました

   

   

説明:

崩壊機能によって、衝撃の結果としてリジッド ボディがいくつもの小さい破片に壊れる様子がシミュレートされます。これを実行するには、破片を相互に接着するとオブジェクト全体が作成されるように指定する必要があります。fracture ヘルパーの一部であるリジッド ボディは、1 つの合成体として移動します。fracture ヘルパーに属するリジッド ボディと他のボディの間で衝突が生じると、衝突の情報が分析され、しきい値を超えている場合は、リジッド ボディが fracture ヘルパーから削除されます。fracture ヘルパーから削除されたリジッド ボディは、崩壊オブジェクトとは無関係に動き、まだ崩壊オブジェクトの一部である他のリジッド ボディと自由に衝突するようになります。

   

コンストラクタ:

Fracture ... rctFracture ... 

   

プロパティ:

.impulse : float 

破砕の衝撃力の値を取得/設定します。.breakAlgorithm が 0 に設定されているときに使用されます。

   

.energyLoss (Energy_Loss) : float 

エネルギーの損失値を取得/設定します。

   

.disabled : boolean 

true に設定すると、Fracture を使用不可能にします。

   

.showBoundingBox (Show_Bounding_Box) : boolean 

true に設定すると、Fracture のバウンディング ボックスを表示します。

   

.breakAlgorithm (Break_Algorithm) : integer 

破砕のアルゴリズムを取得/設定します。有効な値は次のとおりです。

0 - 衝撃力によって破砕

1 - 速度によって破砕 (既定値)

   

.velocity : float 

破砕の速度の値を取得/設定します。.breakAlgorithm が 1 に設定されているときに使用されます。

   

.useConnectivity (Use_Connectivity) : boolean 

UI の[連結を使用](Use Connectivity)チェック ボックスに対応しています。

   

インタフェース:

Interface:rctFractureInterface 

   

プロパティ:

.pieces: node by value array : Read|Write 

Fracture の破片の配列を取得/設定します。

   

.disabled: boolean : Read|Write 

true に設定すると、Fracture を使用不可能にします。

   

メソッド:

<boolean>addPiece <node>node 

Fracture に piece ノードを追加します。正常に終了した場合は true を返します。

   

<boolean>removePieceIndex <integer>index 

インデックス指定された piece ノードを Fracture から削除します。正常に終了した場合は true を返します。

   

<boolean>removePiece <node>node 

指定された piece ノードを Fracture から削除します。正常に終了した場合は true を返します。

   

<integer>getNumPieces() 

Fracture の破片の数を返します。

   

<enum>getPieceType <node>piece 

getPieceTypeenums: {#normal|#unbreakable|#keystone|#autobreak} 

指定された破片のタイプを返します。

   

<void>setPieceType <node>piece <enum>type 

typeenums: {#normal|#unbreakable|#keystone|#autobreak} 

所定の enum 名に指定された破片のタイプを設定します。

   

<time>getPieceAutoBreakTime <node>piece 

指定された破片の[自動分裂時間](Auto-Break Time)を時間値で返します。

   

<void>setPieceAutoBreakTime <node>piece <time>time 

指定された破片の[自動分裂時間](Auto-Break Time)を所定の時間値に設定します。

   

<time>getPieceBrokenTime <node>piece 

指定された破片の[分裂時間](Broken Time)を返します。

   

<void>resetPieceBroken <node>piece 

指定された破片の破砕状態をリセットします。ユーザ インタフェースの[リセット](Reset)ボタンを押した状態と同じです。

   

<boolean>doesPieceBreak <node>piece 

指定された破片が分裂する場合は true を返します。

   

関連事項