スレーブマシンのポートのセットアップ

スレーブマシンでは、既定でポート番号 7415 が設定されています。多くの場合はこの設定で正常に動作し、ポート番号を変更する必要はありません。

mental ray satellite が使用するポート番号を 7415 以外の値に変更するには、services ファイルを編集する必要があります。ポート番号は、ネットワーク管理者によって決定されます（空いている TCP/IP ポート）。

ポート番号を変更するには（Windows、Linux）

テキストエディタを使用して、services ファイルを編集します。
services ファイルは以下の場所に保管されています。
- (Windows) C:¥Windows¥system32¥drivers¥etc¥services
- (Linux と Mac OS X) /etc/services
次の行にある数値(7415)を目的のポート番号に変更します。
```
mi-raysat2015 7415/tcp
```
(Linux) 以下のシェルコマンドを使用して mental ray satellite サービスを再起動します。
注: これは xinetd デーモンとそのサービスを完全に再起動します。
```
/etc/init.d/xinetd restart
```
(Windows) Administrator としてこれらのコマンドプロンプトコマンドを使用し、mental ray satellite サービスを再起動します。
```
net stop "mental ray Satellite 3.12.1 for Maya 2015"
```
```
net start "mental ray Satellite 3.12.1 for Maya 2015"
```

ポート番号を変更するには（Mac OS X 10.8.4）

スーパーユーザとしてログインします。
```
sudo -s
```
お好みのテキストエディタを使用して、/etc/services ファイルを開きます。
次の行を編集します: mi-raysat2015 7415/tcp。
ファイルを保存します。
Finderメニューから、移動 > アプリケーションを選択し、ユーティリティフォルダをダブルクリックします。
NetInfo マネージャアイコンをダブルクリックします。
NetInfo データベースの Services ディレクトリで、該当するサービス(mental ray Satellite 3.12.1 for Maya 2015)を選択します。
パネルの下部にあるロックアイコンをクリックし、管理者ユーザ名とパスワードを入力します。
これにより、NetInfo データベースのロックを解除して変更できるようになります。
ポートフィールドを選択し、その値を目的のポート番号に変更します。
完了したら、再度ロックアイコンをクリックします。
Finder メニューから、ドメイン > 変更内容を保存を選択し、NetInfo データベースに変更内容を保存します。
コンピュータを再起動して mental ray satellite を再起動します。

ポート番号を変更するには（Mac OS X 10.9）

スレーブ マシンのポートのセットアップ