Apache HTTP Server を設定する

インストールの手順で、Apache HTTP Server とサポート ファイルがインストールされます。既定では、次の場所にファイルがインストールされます。

/opt/Autodesk/autodeskinfrastructuremapserver2015/webserverextensions/apache2

--prefix Prefix オプションを build_apt.sh コマンドで使用した場合、ファイルは次の場所にインストールされます。

Prefix /webserverextensions/apache2

また、インストール スクリプトによって、mapserver.conf ファイルが apache2/conf フォルダに作成されます。mapserver.confファイルは必要な設定指示文を含み、httpd.confによりインクルードされます。

また、インストール スクリプトによって、mapserver.conf と mapserver-tomcat.conf が apache2/conf フォルダに作成されます。この mapserver.conf ファイルには、Infrastructure Map Server の設定に必要な設定指示文が含まれています。mapserver-tomcat.conf ファイルには、Apache-Tomcat コネクタの設定に必要な設定指示文が含まれています。

Web Extensions フォルダ構造では別名を利用して、クライアント側 URL を簡略化します。インストールが成功し、別名が正しく設定されたかどうかをテストするには、Infrastructure Map Server と Apache HTTP Server を起動します。

インストールと別名をテストするには

1. 次のフォルダに移動します。

   /opt/Autodesk/autodeskinfrastructuremapserver2015/server/bin

2. Infrastructure Map Server を起動するには、コマンド プロンプトで次を入力します。

   ./mgserver.sh

3. Apache HTTP Server を起動するには、次のフォルダに移動します。

   /opt/Autodesk/autodeskinfrastructuremapserver2015/webserverextensions/apache2/bin

4. コマンド プロンプトから、次のように入力します。

   ./apachectl start

5. Web ブラウザを使用して、次の URL をテストします。

   http://localhost:8088

   この URL により、標準の Apache ウェルカム ページが表示されます。

   http://localhost:8088/mapserver2015/index.html

   これは単純な HTML ページです。正常に表示されていれば、mapguide.conf で設定した別名は正常に動作していることになります。

   http://localhost:8088/mapserver2015/mapagent/mapagent.fcgi? OPERATION=ENUMERATERESOURCES&VERSION=1.0.0&RESOURCEID=Library://

   この URL により、Infrastructure Map Server のレポジトリの内容が一覧表示される XML ドキュメントが返されます。ユーザ ID としてAdministrator、パスワードとして admin を使用します。

   http://localhost:8088/mapserver2015/mapagent/index.html

   この URL は、マップ エージェントの一連のテスト フォームです。.html ファイルと .js ファイルが、実際の作業環境の mapagent フォルダから除去されるはずです。