Infrastructure Map Server の要求を処理するサーバの集合をサイトと呼びます。サイト内の複数のサーバに処理の負荷を分散させることができます。 各サイト内のサーバは単一のリソース リポジトリを共有します。 リソース リポジトリにはリソースが保存されます。マップ作成者はこのリソースを使用してマップを作成します。リソースには、たとえば、道路や区画などのフィーチャ用の定義済み画層などがあります。
図では、サイトに 2 つのサーバがあります。そのうち 1 つはサイト サーバです。サイト サーバにはリソース リポジトリがあります。 またサイト サーバは、すべてのデータベース サーバまたはサーバに接続します。
Infrastructure Map Server は 7 つのサービスを提供します。用地、リソース、図面、フィーチャ、マッピング、レンダリング、タイルです。 サーバが 1 つしかない場合、そのサーバがすべてのサービスを実行します。 いずれの場合でも、サイト サーバは、データ アクセスの処理とサイトのリソースの管理を行うため、必ずサイトとリソースの 2 種類のサービスを実行します。 複数のサーバがある場合は、それ以外の各サービスを分けて他のサーバに割り当てることもできます。 たとえば、マッピング サービスとレンダリング サービスはプロセッサによる処理を最も多く必要とするため、専用のサーバを設置した方が適切です。

2 つのサーバを使用したサイトの例