冗長ライセンス サーバ モデルでは、ライセンス ファイルの認証に 3 台のサーバ構成が使用されます。少なくとも 2 台のライセンス サーバが稼動している限り、ライセンスの監視と発行が継続されます。Network License Manager は、それぞれのサーバにインストールされ、それぞれのライセンス サーバのライセンス ファイルは同一です。
冗長ライセンス サーバ モデルでは、すべてのサーバが同じサブネットに存在し、一貫したネットワーク通信を行う必要があります(通信が低速、不安定になったり、ダイヤルアップ接続がサポートされない場合があります)。
冗長ライセンス サーバ モデルの長所
- 3 台のサーバのうち 1 台に障害が発生しても、そのサーバ プールで管理されるライセンスはすべて使用できます。
冗長ライセンス サーバ モデルの短所
- 複数のサーバに障害が発生した場合、ライセンスは使用できなくなります。
- 3 台のサーバすべてが同じサブネット上に存在し、信頼できるネットワーク通信を行う必要があります。冗長サーバ プールには、ネットワーク障害への対策が施されていません。
- 3 台のサーバのいずれかを交換した場合は、完全な冗長サーバ プールを再構築する必要があります。
- オートデスク製品がライセンス借用機能をサポートしており、ライセンスが冗長ライセンス サーバ プールから貸し出されている場合は、Network License Manager を停止した後にライセンス サーバを再起動する必要があります。