ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

applyMetadata [-format string] [-scene] [-value string]

applyMetadata は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

選択したオブジェクトで特定のメタデータのセットの値を定義します。このコマンドは、Maya ファイル フォーマット(.ma/.mb)によるメタデータの保存に使用します。メタデータが既に存在する場合は、維持されて新しいメタデータとマージされ、重複するエントリが上書きされます(つまり、このコマンドでインデックス N にデータを指定し、インデックス N に既に値がある場合、このコマンドで指定するデータが新しい値となり、古いデータは存在しなくなります)。

editMetadata コマンドとは異なり、最初に addMetadata コマンドまたは同等の API を使用してオブジェクトにメタデータ ストリームをアタッチする必要はありません。このコマンドでは、ストラクチャとメタデータの値の両方を割り当てます。ただし、割り当てるストラクチャを最初に作成するには、dataStructure コマンドまたは同等の API を使用する必要があります。

フォーマットされた入力は、データ関連付けシリアライザに要求される形式になります(詳細については adsk::Data::AssociationsSerializer を参照)。format フラグを使用しない場合、特定のシリアライゼーション タイプは既定の「raw」になります。

たとえば、フラグなしの「raw」フォーマットの入力文字列「channel face¥n[STREAMDATA]¥nendChannels¥nendAssociations」は、channel フラグを「face」に設定した入力「[STREAMDATA]¥nendChannels」と同等です。

戻り値

Boolean適用が成功した場合、True

キーワード

metadata, component, stream, channel, association

関連

addMetadata, dataStructure, editMetadata, getMetadata

フラグ

format, scene, value
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-format(-fmt) string create
value フラグの解析に使用するデータ関連付けフォーマット タイプの名前。既定値は「raw」です。
-scene(-scn) create
個々のノードにではなくシーン全体にメタデータを適用したい場合は、このフラグを使用します。このフラグを使用してノードを選択すると、ノードは無視され、警告が表示されます。
-value(-v) string create
選択したオブジェクトに割り当てるメタデータをすべて含む文字列

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

polyPlane -n p;
// Create a sample structure
dataStructure -format "raw" -asString "name=IdStruct:int32=ID";
// Apply some metadata based on the defined structure to the created mesh.
// Normally you'll only see these in Maya files but it can be used from the
// command line.
applyMetadata -format "raw" -value "channel\nname face\nstream\nname IdStream\nstructure IdStruct\n0\n99\n1\n999\n2\n9999\nendStream\nendChannel\nendAssociations" p;
// Return: 1 //