timer

ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

timer [-endTimer] [-lapTime] [-name string] [-startTimer]

timer は、取り消し不可能、照会不可能、および編集不可能です。

スクリプトとコマンドの簡単なタイミングを可能にします。このタイマーの精度は、使用している OS の gettimeofday() 関数のレベルと同じです。

注: このコマンドは、スタックしたコールを処理しません。たとえば、以下のコードの場合、2 番目の timer -e コールには正しい値が返されません。

timer -s;
timer -s;
timer -e;
timer -e;

timer -s;
timer -s -name "innerTimer";
timer -e -name "innerTimer";
timer -e;

• -e フラグまたは -lap フラグは、最後の「timer -s」コールからの経過時間を返します。
• -s フラグには戻り値がありません。

戻り値

なし

キーワード

関連

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-startTimer(-s)
タイマーを開始します。
-endTimer(-e)
タイマーを停止し、開始時刻からの経過時間を返します(秒単位)。タイマーはオフにすると削除され、新たに開始したときに再作成されます。
-lapTime(-lap)
タイマーの経過時間を取得します(開始からの経過時間を秒単位で)。end フラグとは異なり、このフラグではタイマーの実行は継続されます。
-name(-n)	string
操作に名前を付けたタイマーを使用します。これを省略すると、既定のタイマーが使用されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

timer -s;
// code being timed
print( "START: time this\n" );
for ($i = 0 ; $i<50 ; $i++)
	print( "time this "+$i+"\n" );
print( "END: time this\n" );
timer -e;
// Named timers can be used for nesting
timer -s -tn "outerLoop";
print( "START: macro loop timing\n" );
for ($i=0; $i<50; $i++ )
{
	timer -s;
	for ($j=5; $j<50; $j++ )
	{
		delete `sphere -spans $j`;
	}
	$innerTime = `timer -e`;
	print( "\tInner loop " + $i + " = " + $innerTime + "\n" );
	$lapTime = `timer -lap -tn "outerLoop"`;
	print( "\t       SUB = " + $lapTime + "\n" );
}
$lapTime = `timer -e -tn "outerLoop"`;
print( "END: Full timing was " + $lapTime + "\n" );