ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

colorManagementPrefs([cmConfigFileEnabled=boolean], [cmEnabled=boolean], [colorManagePots=boolean], [colorManagedNodes=boolean], [colorManagementSDKVersion=string], [configFilePath=string], [defaultInputSpaceName=string], [equalsToPolicyFile=string], [exportPolicy=string], [inputSpaceNames=boolean], [loadPolicy=string], [loadedDefaultInputSpaceName=string], [loadedOutputTransformName=string], [loadedRenderingSpaceName=string], [loadedViewTransformName=string], [missingColorSpaceNodes=boolean], [outputTransformEnabled=boolean], [outputTransformName=string], [outputTransformNames=boolean], [outputUseViewTransform=boolean], [policyFileName=string], [popupOnError=boolean], [renderingSpaceName=string], [renderingSpaceNames=boolean], [viewTransformName=string], [viewTransformNames=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

colorManagementPrefs は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドによって、シーン内のカラー管理グローバル データの照会と編集が可能になります。また、ビュー トランスフォームを設定したり、有効になったビューのカラー処理を自動的に設定するレンダリング スペースを設定したりすることもできます。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

color, management

フラグ

cmConfigFileEnabled, cmEnabled, colorManagePots, colorManagedNodes, colorManagementSDKVersion, configFilePath, defaultInputSpaceName, equalsToPolicyFile, exportPolicy, inputSpaceNames, loadPolicy, loadedDefaultInputSpaceName, loadedOutputTransformName, loadedRenderingSpaceName, loadedViewTransformName, missingColorSpaceNodes, outputTransformEnabled, outputTransformName, outputTransformNames, outputUseViewTransform, policyFileName, popupOnError, renderingSpaceName, renderingSpaceNames, viewTransformName, viewTransformNames
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
cmEnabled(cme) boolean queryedit
カラー管理を全般的にオンまたはオフにします。設定した場合、プリファレンスで設定したカラー管理設定が使用されます。
cmConfigFileEnabled(cfe) boolean queryedit
OCIO 設定ファイルの適用をオンまたはオフにします。設定した場合、プリファレンスで設定したカラー管理設定が使用されます。
viewTransformName(vtn) string queryedit
カラー管理されたビューアとカラー管理された UI コントロールを適用するためのビュー トランスフォームです。
renderingSpaceName(rsn) string queryedit
レンダリング中に使用されるカラースペースです。これはビュー トランスフォームに対するソース カラー スペース(カラー管理されたビューとカラー管理された UI コントロール用)であり、カラー管理された入力ピクセルに対する転送先カラー スペースです。
defaultInputSpaceName(din) string queryedit
新しい入力カラー スペースが要求された場合、あるいは無効な入力カラー スペースが適用された場合に使用される既定の入力カラー スペースです。
viewTransformNames(vts) boolean queryedit
使用可能なビュー トランスフォームのリストを返します。カラー管理プリファレンス UI ポップアップの入力に使用されます。
renderingSpaceNames(rss) boolean queryedit
使用可能なレンダリング スペースのリストを返します。カラー管理プリファレンス UI ポップアップの入力に使用されます。
inputSpaceNames(iss) boolean queryedit
使用可能な入力カラー スペースのリストを返します。入力カラースペース UI ポップ アップの入力に使用されます。
configFilePath(cfp) string queryedit
カラー管理が有効になっている場合に使用される設定ファイルです。
colorManagePots(cmp) boolean queryedit
UI でカラー ポットのカラー管理をオンまたはオフにします。設定すると、カラー ポットのカラーはレンダリング スペースで取得され、プリファレンスで設定したビュー トランスフォームによって変換された後に表示されます。
outputTransformEnabled(ote) boolean queryedit
ビューポート外のレンダーに対して、出力トランスフォームの適用のオン/オフを切り替えます。設定した場合、プリファレンスで設定した出力トランスフォームが使用されます。
outputTransformNames(ots) boolean queryedit
使用可能な出力トランスフォームのリストを返します。
outputTransformName(otn) string queryedit
ビューポート外のレンダーに対して適用される出力トランスフォームです。出力使用ビュー トランスフォーム モードを無効にします。
outputUseViewTransform(ovt) boolean queryedit
ビュー トランスフォーム モードの使用をオンにします。このモードでは、出力トランスフォームはビュー トランスフォームと一致するように設定されています。このモードをオフにするには、outputTransformName フラグを使用して出力トランスフォームを設定します。
loadedOutputTransformName(lon) string queryedit
ロードされている出力トランスフォームを取得します。ファイルを開く、読み込み、参照で使用され、見つからないカラー スペースやトランスフォームを確認します。
colorManagedNodes(cmn) boolean queryedit
入力カラー スペースのピクセルをレンダリング スペースに移動するために、カラー管理を適用するすべてのノードの名前を取得します。例としては、ファイル テクスチャノードが含まれます。
missingColorSpaceNodes(mcn) boolean queryedit
選択したトランスフォーム コレクションに定義されていないカラー スペースを持つノードの名前を取得します。
popupOnError(poe) boolean queryedit
このコマンドの呼び出し時に、エラー発生時のモーダル ポップアップ(標準スクリプト エディタのエラー表示も同様)の表示/非表示を切り替えます。既定値はオフです。
loadedRenderingSpaceName(lrn) string queryedit
ロードされているレンダリング スペースを取得します。ファイルを開く、読み込み、参照で使用され、見つからないカラー スペースやトランスフォームを確認します。
loadedViewTransformName(lvn) string queryedit
ロードされているビュー トランスフォームを取得します。ファイルを開く、読み込み、参照で使用され、見つからないカラー スペースやトランスフォームを確認します。
loadedDefaultInputSpaceName(ldn) string queryedit
ロードされている既定の入力カラー スペースを取得します。ファイルを開く、読み込み、参照で使用され、見つからないカラー スペースやトランスフォームを確認します。
policyFileName(pfn) string queryedit
ポリシー ファイル名を設定する
exportPolicy(epy) string createqueryedit
カラー管理パラメータをポリシー ファイルに書き出す
equalsToPolicyFile(etp) string queryedit
現在ロードされているポリシー設定がコマンドの引数であるポリシー ファイルに記述された設定と同じかどうかを照会します。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
loadPolicy(lpy) string createqueryedit
カラー管理ポリシー ファイルをロードします。このファイルはカラー管理設定をオーバーライドします。
colorManagementSDKVersion(cmv) string queryedit
Maya で使用されるカラー管理 SDK のバージョンを取得します。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

ws = cmds.colorManagementPrefs(q=True, renderingSpaceName=True)
cmds.colorManagementPrefs(e=True, viewTransformName="Log")
renderingSpaces = cmd.colorManagementPrefs(q=True, renderingSpaceNames=True)
viewingTransforms = cmd.colorManagementPrefs(q=True, viewTransformNames=True)
cmds.colorManagementPrefs(e=True, configFilePath="/project/local_config.ocio")