アニメート > アニメーション スナップショットの作成(Animate > Create Animation Snapshot)およびアニメート > アニメーション スイープの作成(Animate > Create Animated Sweep)を使用して、プレーンやカーブなどのアニメート オブジェクトから新しいシェイプを生成できます。
アニメーション スナップショットは、アニメートされたオブジェクトのコピーを、再生レンジの間隔で作成します。アニメーション スナップショットは NURBS またはポリゴン ジオメトリに作用します。ダイナミクスとインバース キネマティクス(IK)でアニメートされたオブジェクトでは、アニメーション スナップショットは使用できません。
コンストラクション ヒストリ(Construction History)をオンに設定してアニメーション スナップショットを実行した場合は、アニメーションを編集し、生成されたジオメトリを変更することができます。
アニメーション スナップショットを使用してエクスプレッションやインバース キネマティクス(IK)などのアニメーション タイプからジオメトリを作成する場合は、編集 > キー > シミュレーションのベイク(Edit > Keys > Bake Simulation)を使用すると、オブジェクトのアニメーション タイプをアニメーション カーブに変換できます。
アニメーション スナップショットとアニメーション スイープでは、時間別(By Time)で指定した間隔でアニメーションを評価してジオメトリを作成するため、複雑なオブジェクトやアニメーションの場合には、かなりの処理時間が必要になる場合があります。詳細については、アニメーション スナップショットとアニメーション スイープのオン/オフを切り替えるを参照してください。
アニメーション スイープを使用すると、アニメートされたカーブからサーフェス ジオメトリを作成できます。アニメーション スイープは、ジオメトリに接続されている全ノードに対し直接接続されているトランスフォーム ノードにのみ適用されます。ダイナミクス、インバース キネマティクス(IK)、およびエクスプレッションなどによってアニメートされたジオメトリは、アニメーション スナップショットで生成したジオメトリに対して使用することはできません。アニメートされたスイープは、カーブやその後のロフト(Loft)操作に対してアニメーション スナップショットを実行するのと似ています。
アニメーション スイープの簡単な例として、動物の角のように先端が細くなる渦巻き状のチューブを作成する手順を示します。アニメーション スイープを適用するを参照してください。
アニメーション スナップショットとアニメーション スイープでは、コンストラクション ヒストリを作成します。これは、アニメーション スナップショットとアニメーション スイープ ジオメトリを作成する際に使用するアニメーションを編集できることを意味します。
複雑なオブジェクトを取り扱う場合は、コンストラクション ヒストリをオフにすると、処理時間を大幅に短縮できます。
アニメーション スナップショットのオプションでオンデマンド(On Demand)を設定し、頻繁に更新すると、スナップショットのジオメトリが消えてしまいます。代わりにアニメーション カーブ(AnimCurve)のオプションを使用してください。