プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)は、Maya にロードされるプラグインを管理します。頻繁に使用するプラグインは、常に Maya にロードしておくことができます。プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)を起動すると、プラグインのパスの全ディレクトリが検索され、使用可能なプラグインのリストが表示されます。
プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)を開くには、メイン メニューバーからエディタ > 設定/プリファレンス > プラグイン マネージャ(Editors > Settings/Preferences > Plug-in Manager)を選択します。
プラグインは、Maya の機能を拡張するためのモジュールです。たとえば、各種ファイル フォーマットの読み込みと書き出しに使用するファイル トランスレータは、プラグイン機能です。専用のプラグインを作成または購入すると、特定のジョブに合わせて Maya をカスタマイズすることができます。
プラグインによって、次の機能を追加することができます。
「Maya に同梱されるプラグインのリスト」も参照してください。
すべてに適用(Apply To All)ボックスをオフにすると、プラグインが一括してアンロードされます。
オンにすると、現在の Maya セッションにプラグインをロードします。
オンにすると、Maya の次回の起動時にプラグインを自動的にロードします。
特定のプラグインの情報を表示するには、プラグインをロードして、プラグインの横にある i アイコンをクリックし、プラグイン情報(Plug-in Information)ウィンドウを開きます。
このウィンドウは、プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)のプラグイン名の横にある アイコンをクリックすると開きます。
Maya は現在のプラグインのリストをキャッシュします。新規プラグインを追加した場合は、リフレッシュ(Refresh)をクリックしてすべての変更を更新します。
選択したプラグインについて次の情報が表示されます。
プラグインの名前を表示します。Linux では、プラグインの拡張子は .so です。Windows では、プラグインの拡張子は .mll です。Mac OS X では、拡張子は .lib です。
ファイルの格納場所です。
Maya は、これら両方の場所の有効なプラグインをチェックします。
プラグインのベンダー名を表示します。
プラグインのバージョン番号を表示します。
プラグインがコンパイルされた Maya API (Application Programmer Interface)のバージョンを表示します。
Maya の特定バージョン用にコンパイル済みのプラグインは、そのバージョンより前または後のバージョンにはロードすることはできません。つまり、プラグインが Maya 2011 用に作成された場合、そのプラグインは Maya 2015 では動作しません。サービス パックはそのメジャー バージョンと互換性があります。たとえば、Maya 2012 用にコンパイルされたプラグインは、Maya 2012 サービス パックで動作します。
プラグインが自動ロードに設定されているかどうかを示します。
プラグインが現在ロードされているかどうかを示します。
コマンド、ディペンデンシー ノード、ファイル トランスレータなど、プラグインによって追加された機能のリストを表示します。
別のプラグインを表示するには、三角マークをクリックしてその他の登録プラグイン(Other Registered Plugins)セクションを開きます。