プリファレンス(Preferences)ウィンドウのタイム スライダ(Time Slider)カテゴリでは、以下のプリファレンスを設定できます。
再生範囲の開始時間と終了時間を指定します。再生の開始時間と終了時間により、タイム スライダ(Time Slider)の再生範囲が指定されます。再生範囲は通常はアニメーション範囲内です。時間単位も指定することができます。アニメーション プリファレンスを編集するを参照してください。
アニメーション範囲の開始時間と終了時間を指定します。アニメーションの開始時間と終了時間により、タイム スライダの範囲が指定されます。再生範囲は常にアニメーション範囲内にあるため、アニメーションの開始および終了時間を変更すると再生の開始および終了時間も変更されることになります。アニメーション開始時間の既定値は 1.00 です。アニメーション終了時間の既定値は 48.00 です。時間単位を指定することもできます。アニメーション プリファレンスを編集するを参照してください。
タイム スライダ(Time Slider)の高さ(占有する垂直空間)を指定します。サウンドを操作する場合には、高くしておくと特に便利です。2 倍または 4 倍の高さにするとサウンドの波形表示が改善されます。1x (通常の高さ)、2x (2 倍の高さ)または 4x (4 倍の高さ)をクリックします。既定値は 1x です。
タイム スライダ(Time Slider)でのグリース ペンシル フレームの表示方法を設定することができます。既定はアクティブ(Active)で、現在のカメラにのみグリース ペンシル フレームが表示されます。
グリース ペンシル フレームがタイム スライダ(Time Slider)に表示されないようにするには、なし(None)に設定します。また、アクティブ カメラにかかわらずすべてのグリース ペンシル フレームを表示する場合は、すべて(All)に設定します。「タイム スライダ(Time Slider)でのグリース ペンシル フレームの表示をコントロールする」も参照してください。
タイム スライダ(Time Slider)上のキーを示すライン マーカーの外観を指定します。なし(None)、アクティブ(Active)またはチャネル ボックス(Channel Box)をクリックします。既定値はアクティブです。
キー マークを表示しません。多数のキーがあるとき、ワークスペースを効率よく選択したい場合はこれを選択すると便利です。
選択や編集が可能な関連キーを使ってキー マークを表示します。
現在チャネル ボックス(Channel Box)で選択しているチャネルに対してのみキー マークを表示します。これはアニメートされたオブジェクトの特定のチャネルで、キーを編集するためにタイム スライダ(Time Slider)を使用している場合に便利です。
Maya タイム スライダ(Time Slider)のキーフレームを表すキー マークの太さを変更します。キーの太さはピクセル単位で表されます。キー マークの最小の太さは 1 ピクセル、最大は 63 ピクセルです。
オプションにはタイム コード(Timecode)とスナップ(Snapping)があります。
これをオンに設定すると、現在のタイムはビデオの標準タイムコードで表示されます。現在のタイムは、タイム スライダ(Time Slider)の現在のタイム インジケータの横に表示されます。既定値はオフです。
これをオンに設定すると、最も近い整数値にスナップすることにより、アニメーション時間を整数値で表します。既定値はオンです。サウンドや少ない時間範囲で動作する場合は、スナップ(Snapping)をオフにすれば、よりスムーズな動きにすることができます。
ワークスペースのレイアウトに複数のビューが含まれる場合(たとえば、パネル > レイアウト(Panels > Layouts)から選択した場合)、現在アクティブ ビューだけでシーン再生を行えばパフォーマンスを向上させることができます。アクティブ(Active)またはすべて(All)をクリックします。既定値はアクティブ(Active)です。
シーンは現在アクティブ ビューだけで再生されます。
シーンはすべてのワークスペース ビューで再生されます。
シーンを順方向へ再生して再生終了時間に達した場合(または逆方向へ再生して再生開始時間に達した場合)の動作を指定します。1 回(Once)、折り返し(Oscillate)または繰り返し(Continuous)をクリックします。既定値は繰り返し(Continuous)です。
シーンを一度だけ再生して停止します。
シーンを順方向(または逆方向)へ再生し、それから逆方向(または順方向)へ再生し、再生を終了するまで続けます。
シーンを再生終了時間まで順方向へ再生(または再生開始時間まで逆方向へ再生)し、それから再び再生開始時間(または再生終了時間)から始めて、再生を終了するまで続けます。
シーンの再生スピードを指定します。すべてのフレームを再生(Play Every Frame)、リアル タイム [48 fps](Real-time(48 fps))、1/2 [24 fps](Half(24 fps))、2 倍 [96 fps](Twice(96 fps)またはその他(Other)から選択します。既定値はすべてのフレームを再生(Play Every Frame)です。
再生時間単位も指定することができます。「アニメーション プリファレンスを編集する」を参照してください。
次のフレームを表示する前に各フレームを更新しながら、シーン内のすべてのフレームを再生します。スピードは使用しているワークステーションが各フレームを計算して描画するのにかかる時間によって異なります。再生するフレームの増分は、再生倍速(Playback by)フィールドで指定します。たとえば、再生倍速の値が 2.0 であれば、フレームは 1 つおきに再生されます。
シーンはリアル タイムまたは 24 フレーム/秒(fps)で再生されます。使用しているワークステーションの性能、シーンの複雑さ、および表示モード(たとえばワイヤフレームかスムーズ シェーディングか)などによって、Maya はすべてのフレームを再生しないこともあります。
リアル タイムの半分または 12 フレーム/秒(fps)のスピードでシーンを再生します。
リアル タイムの 2 倍または 48 フレーム/秒(fps)のスピードでシーンを再生します。
その他のスピード(Other Speed)設定で指定したカスタム再生スピードでシーンを再生します。
再生スピード(Playback Speed)がその他(Other)に設定されている場合にのみ使用できます。
シーンを再生するカスタム再生スピード(フレーム/秒)を指定します。たとえば、その他のスピード(Other Speed)値に 72 を指定すると、アニメーションは 72 fps で再生されます。
再生スピード(Playback speed)がすべてのフレームを再生(Play Every Frame)に設定されている場合に、再生する増分を指定します。たとえば、4 を入力すると、Maya は 4 フレーム(またはタイム)ごとしか再生しません。既定値は 1.000 です。再生時間単位も指定することができます。
スピードが超えることができない値を指定することで、アニメーションの再生スピードをクランプできます。このオプションは、複雑なパーティクル エフェクトが存在するシーンのように、変動レベルの CPU 活動が重くなっているシーンを操作している場合に便利です。
最大再生スピード(Max Playback Speed)に何も指定しません。
シーンのアニメーションの全体的な再生スピードをできる限り高速に指定しますが、24 fps を超えることはありません。
シーンのアニメーションの全体的な再生スピードをできる限り高速に指定しますが、12 fps を超えることはありません。
シーンのアニメーションの全体的な再生スピードをできる限り高速に指定しますが、48 fps を超えることはありません。