キャラクタ マッパ(Character Mapper)を開くには、アニメーション(Animation)メニュー セットからキャラクタ > キャラクタ マッパ(Character > Character Mapper)を選択します。
キャラクタ マッパ(Character Mapper)ウィンドウを使用して、あるキャラクタ(ソース)のアニメーションを別のキャラクタ(ターゲット)にマップできます。キャラクタ マッパ(Character Mapper)を使用してソース キャラクタのノードまたはアトリビュートとターゲット キャラクタのノードまたはアトリビュートとの間にリレーションシップを設定すれば、Trax エディタ(Trax Editor)を使用してそれらのキャラクタの間でアニメーション クリップの読み込み、書き出し、コピー、または貼り付けを行うことができます。
キャラクタ マッパ(Character Mapper)では、マップしたノードまたはアトリビュートとマップしていないノードまたはアトリビュートを 4 種類の方法(アルファベット順(Alphabetical)、階層別(Hierarchical)、ノード名の表示(Display Node Names)、チャネル名の表示(Display Channel Names)で表示できます。詳細については、表示(Show)メニューを参照してください。これらのビューを利用すれば、ノードまたはアトリビュートの階層またはアルファベット順のリストが長い場合でも、簡単にリスト内を移動できます。また、ノード名の表示(Display Node Names)ビューを使って特定のノードだけを表示したり、チャネル名の表示(Display Channel Names)ビューを使って特定のアニメーション チャネルだけを表示することができます。
キャラクタ マッパ(Character Mapper)は、類似したキャラクタ間でアニメーションをマップするときに、特によく使います。たとえば、ある二足歩行キャラクタの移動 X (translate X)チャネルのアニメーションを別の二足歩行キャラクタの移動 Z (translate Z)チャネルにマッピングする場合に使用します。
マップ済み(Mapped)および未マップ(Unmapped)カラムのノードまたはアトリビュートの一覧をアルファベットの昇順に表示します。
マップ済み(Mapped)および未マップ(Unmapped)カラムのノードまたはアトリビュートの一覧を階層リレーションシップに基づいて表示します。つまり、ノードまたはアトリビュートの一覧が、ルートを始点として親 - 子関係に基づいて表示されます。このオプションの既定はオンです。
キャラクタ セットのすべてのノードをマップ済み(Mapped)カラムと未マップ(Unmapped)カラムに表示します。このオプションを使って、ソース キャラクタ ノードのアニメーションをターゲット キャラクタ ノードにマップできます。ノードは次の形式で表示されます。
SourceJoint -----> TargetJoint
キャラクタ セットのすべてのキー設定可のチャネルをマップ済み(Mapped)および未マップ(Unmapped)カラムに表示します。このオプションは、あるソース キャラクタ チャネルのアニメーションを特定のターゲット キャラクタ チャネルにマップする場合に使用します。たとえば、ソース キャラクタの左肩の X 回転チャネルのアニメーションをターゲット キャラクタの左肩の Z 回転チャネルにマップする場合に使用します。チャネルは次の形式で表示されます。
SourceNode.SourceChannel -----> TargetNode.TargetChannel
マップ済み(Mapped)カラムで選択されているノードまたはアトリビュート間のリンクを解除します。
ソース キャラクタとターゲット キャラクタのノードまたはアトリビュート間に設定されているリンクのうち、キャラクタ マッパ(Character Mapper)に現在読み込まれているリンクをすべて解除します。ソース キャラクタとターゲット キャラクタのノードまたはアトリビュート間のリンク(リレーションシップ)は、マップ済み(Mapped)カラムに表示されます。
未マップ(Unmapped)カラムとマップ済み(Mapped)カラムの現在の内容を消去します。
マップ済み(Mapped)カラムと未マップ(Unmapped)カラムをリフレッシュ(Refreshes)し、最新(現在)の内容を表示します。
ソース キャラクタとターゲット キャラクタをノード名またはアトリビュート名に基づいてマップします。このメニュー項目は、ソース キャラクタとターゲット キャラクタのノード名またはアトリビュート名が同じ場合に選択します。例:
lshoulder -----> lshoulder
lelbow -----> lelbow
lhand -----> lhand
ソース キャラクタとターゲット キャラクタを階層構造に基づいてマップします。このメニュー項目は、キャラクタ内のさまざまなノード階層を自動的にマップする場合に選択します。
ソース キャラクタとターゲット キャラクタの階層に基づいてアニメーションをマップするときに、次の 2 つの方法を利用できます。
詳細については、あるキャラクタを別のキャラクタにマップするを参照してください。
ソース キャラクタとターゲット キャラクタをノードまたはアトリビュート階層の降順に基づいてマップします。このメニュー項目は、ソース キャラクタとターゲット キャラクタのノードまたはアトリビュートの基本階層が同じ場合に選択します。例:
joint3 -----> 3joint
joint2 -----> 2joint
joint1 -----> 1joint
ソースキャラクタの名前を表示します。ソース キャラクタ セットには、ターゲット キャラクタ セットのスケルトンに再マップされるアニメーション データが含まれます。
ターゲット キャラクタの名前を表示します。ターゲット キャラクタ セットのスケルトンは、ソース キャラクタ セットから再マップされたアニメーション データを受け取ります。
選択されたキャラクタからすべてのノードまたはアトリビュートを読み込んで、左側(ソース)のカラムに表示します。
選択されたキャラクタからすべてのノードまたはアトリビュートを読み込んで、右側(ターゲット)のカラムに表示します。
選択されたソース ノードまたはアトリビュート(左側の未マップ(Unmapped)カラム)のアニメーションをターゲット ノードまたはアトリビュート(右側の未マップ(Unmapped)カラム)に関連付けます。たとえば、ソース キャラクタの node1 をターゲット キャラクタの node2 にマップする場合には、このノードの組み合わせ(リレーションシップ)はマップ済み(Mapped)カラムに次のように表示されます。
node1 -----> node2
キャラクタ マッパ(Character Mapper)ウィンドウを閉じます。
ソース キャラクタ セットとターゲット キャラクタ セットの間にあるノードまたはアトリビュートのリレーションシップをすべて表示します。ソース キャラクタ(左側)とターゲット キャラクタ(右側)の未マップ(Unmapped)カラムをクリックしてノードまたはアトリビュートをリンクすると、リンクした組み合わせがマップ済み(Mapped)カラムに表示されます。
左側の未マップ(Unmapped)カラムには、ソース キャラクタ セットのスケルトンのすべてのノードまたはアトリビュートが表示されます。右側の未マップ(Unmapped)カラムには、ターゲット キャラクタ セットのスケルトンのすべてのノードまたはアトリビュートが表示されます。ノードまたはアトリビュートのペアの関連付けについては、あるキャラクタを別のキャラクタにマップするを参照してください。