すべてのアトリビュートには、レイヤ単位でオーバーライドを作成することができます。特にシェーディング グループ(Shading Groups)とメンバー オーバーライド(Member Overrides) (レンダリング詳細(Render Stats))に適用するアトリビュートのタイプでは、変更時に自動的にレイヤのオーバーライドが作成されます。他のアトリビュートでは、レイヤ単位のオーバーライドを作成していることを手動で指定する必要があります。
レイヤ単位でオブジェクトのマテリアルを変更するには(自動オーバーライド)
レイヤのオーバーライドは、オブジェクト単位のオーバーライドよりも処理時間が短縮されます。たとえば、シーン ビューで Lambert シェーダをレイヤのすべてのオブジェクトに割り当てることによって、これらのオブジェクトを選択して各オブジェクトのマテリアル割り当てのオーバーライドを作成する場合、Lambert シェーダを割り当てるレイヤでマテリアル オーバーライドを作成するよりも、膨大な処理時間が必要です。
レイヤ単位でアトリビュートのオーバーライドを作成するには(自動オーバーライド)
アトリビュート名がオレンジ色の太字で表示されます。これはレイヤ単位のオーバーライドが作成されたことを示します。
レンダリング詳細(Render Stats)のアトリビュート変更は、オプション > 自動オーバーライド(Options > Auto Overrides)がオンのときに選択したレイヤに適用されます。オプション > 自動オーバーライド(Options > Auto Overrides)がオフのときに、アトリビュートの変更が Master レイヤに適用されます(そして、オーバーライドされていないすべてのオブジェクトに適用されます)。メンバー オーバーライド(Member Overrides)に対して自動オーバーライド(Auto Overrides)がオフの場合は、手動のオーバーライドを実行できます。次の手順を参照してください。
レイヤ単位でアトリビュートのオーバーライドを作成するには(手動オーバーライド)
アトリビュートの名前がオレンジ色の斜体テキストで表示されます。これは特定のレイヤでオーバーライドが作成されたことを示します。
レイヤを切り替えると、シーン ビューが変更表示されて、一方のレイヤではオブジェクトへの透明度のオーバーライドが表示され、もう一方のレイヤでは既定のシェーダ割り当てが表示されます。
アトリビュートのオーバーライドを除去するには