スクリプト ペイントを行うには、スクリプトを選択し、ペイント スクリプト ツール(Paint Scripts Tool)を使用して、サーフェスにストロークをペイントします。
スクリプト ペイントを行うには
- ペイントで使用するスクリプトが次のスクリプト ディレクトリにあることを確認してください。
(Windows) <ドライブ名>:¥Documents and Settings¥<ユーザ名>¥My Documents¥maya¥2015¥scripts
(Linux) ~<ユーザ名>/maya/2015/scripts
(Mac OS X)
/Users/<ユーザ名>/Library/Preferences/Autodesk/maya/2015/scripts 注: Mac OS X Lion を使用し、次のいずれかを実行して
Preferences ディレクトリを開きます。
- Finder > 移動 > フォルダへ移動(Finder > Go > Go to Folder)を選択し、ディレクトリ パス(/Users/<ユーザ名>/Library/Preferences)を入力します。
- ターミナル(Terminal)ウィンドウで Preferences ディレクトリに移動し、open と入力します。
(Mac OS X) /Applications/Autodesk/maya2015/Maya.app/Contents/scripts/paintEffects
(Windows および Linux) mayapath/scripts/paintEffects
注: 次の場所にサンプル スクリプトが置かれています。
- (Windows) <ドライブ名>:¥Program Files¥Autodesk¥Maya2015¥scripts¥others
- (Linux) mayapath/scripts/others
- (Mac OS X) /Applications/Autodesk/maya2015/Maya.app/Contents/scripts/others
サンプル スクリプトを個人用のスクリプト ディレクトリに移動する必要はありませんが、新しく作成したスクリプトは個人用スクリプト ディレクトリに格納する必要があります。
- スクリプト ペイントするサーフェスを選択します。
注:
geometryPaint サンプル スクリプト、または spherePaint サンプル スクリプトを使用してペイントする場合、ペイントを開始する前に、サーフェスのトランスフォームが行われないようにフリーズする必要があります。トランスフォームのフリーズの詳細については、「座標変換値を 0 (ゼロ)に設定する」を参照してください。
- 修正 > ペイント スクリプト ツール(Modify > Paint Scripts Tool)でペイント スクリプト ツール(Paint Scripts Tool)を選択し、必要に応じてツールのオプションを設定します。ツール設定の定義の詳細については、ペイント スクリプト ツール設定の設定を参照してください。
- セットアップ(Setup)セクションに移動します。
- ツール セットアップ コマンド(Tool Setup Cmd)ボックスに MEL スクリプトの名前(.mel 拡張子は含めない)を入力し、Enter キーを押すか(Windows または Linux)、または return キーを押します(Mac OS X)。このボックスは、大文字と小文字を区別します。
たとえば、サンプル スクリプトの場合は、geometryPaint、spherePaint、または emitterPaint と入力します。
入力したスクリプトによっては、スクリプト ウィンドウが開くこともあります。入力した内容は、セットアップ(Setup)セクションのボックスにも表示されます。これらは MEL プロシージャで、スクリプトから取得されます。変更する必要はありません。これらのプロシージャの詳細については、スクリプト ペイント MEL プロシージャを参照してください。
- スクリプト ウィンドウ内で設定を変更し、サーフェス上でブラシをドラッグします。サンプル スクリプト ウィンドウの設定の詳細については、geometryPaint サンプル スクリプトの設定と emitterPaint サンプル スクリプトの設定を参照してください。